●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pI.15.1:1 ~ W-pI.15.5:4

Lesson 15



My thoughts are images that I have made.
  • thought [θɔ́ːt] : 「思考、思索、考え」
  • image [ímidʒ] : 「イメージ、画像、像、映像、心象、象徴」
❖ "My thoughts are ~ "「私の思いは、私が作ったイメージである」。"thought"「思い、考え、思考」は、幻想世界で現実化し、目に見える形のイメージとして具現化する。しかたがって、ここの「思い」は「物」と同一であると考えていい。つまり、「私が目にしている物は、私の思いが作ったイメージである」というニュアンスになる。"I have made"「私が作った」とは、「私がでっち上げた」、「私が偽創造した」、「私が幻想した」という意味。



1. It is because the thoughts you think you think appear as images that you do not recognize them as nothing. 
  • appear [əpíər] : 「現れる、出現する、登場する」
  • recognize [rékəɡnàiz] : 「認める、受け入れる、〜を認識する」
❖ "It is because ~ "「あなたが、それらは無であると認識出来ないのは、あなたが思っていると思っている思いがイメージとして現れているからだ」。"you think you think"「あなたが思っていると思っている」とは不思議な表現に見えるが、実は、あなたは思ってなどいないのだ。あなたは夢を見ていて、夢の中で何かを思っていると感じているだけで、本当は(実相的には)何も思ってなどいない。あなたは夢の中で思考し、その思考が夢の中でイメージとして具現化し、それを見ているだけであって、その夢の中のイメージは本当は無である。



You think you think them, and so you think you see them. This is how your "seeing" was made. 
  • seeing [síːiŋ] : 「見ること、視覚、視力」
❖ "You think you ~ "「あなたは、それらを思っていると思っており、したがって、あなたがそれらを見ていると思っているだけだ」。"This is how ~ "「これが、どのようにあなたの視覚が作られているかという仕組みである」。あなたが見ている物は、そこに存在しない。無である。あなたは何かを思う。思っていると思う。そうすると、思いはたちまち現実化し、つまり、イメージ化し、何もない所にそのイメージが立ち上がる。それを見て、あなたは、その物がそこに存在していると思うのである。これが、視覚の作られ方であり、『色即是空、空即是色』の仕組みである。

しかし、あなたは次のように言って疑問を呈するだろう。「私はもっと美人でありたいと思っているのに、その思いは現実化ぜずに、以前のままの私だ」と。「では、私のイメージは誰が作っているか?」と。これに関して、少し説明をしておく。神はただ一人の神の子を創造した。その神の子が神からの分離を思い立ち、深い眠りに陥った。その夢の中で、分離を象徴するこの幻想世界を偽創造し、自らを散り散りに分離分裂させたのだ。したがって、我々人間は、一人の神の子の夢に登場する多数の人格なのである。しかも、この多数は個々に自分の夢を見て、他者と世界に好き勝手なペンキを塗っている。つまり、神の子は、自らを多数の人格に分裂させ、一つの夢の中にその多数を登場させて世界を夢に見ており、その一人である『彼』は夢の中で『彼女』を作って『彼女』を見、『彼女』は『彼』を夢の中で作って『彼』を見ている。『彼』と『彼女』は、本来は同一、単一の神の子であり、自他一如(じたいちにょ)なのだ。だから、『彼』は『彼女』という鏡に自分を見、『彼女』は『彼』という鏡に自分を見ている。したがって、あなたの疑問に立ち戻れば、もしあなたが「私はもっと美人でありたい」と思っているなら、他者が美しく思えるようにならないといけない。他者の醜さを幻想として赦し、その幻想を消滅させることが出来たとき、きっとあなたはこの上なく美しい人になれるだろう。



This is the function you have given your body's eyes. It is not seeing. It is image making. 
  • function [fʌ́ŋkʃən] : 「機能、作用、働き、効用、職務、役割」
  • given [ɡívən] : 「giveの過去分詞形」
❖ "This is the function ~ "「これが、あなたがあなたの肉体の目に与えた役割である」。心の思いをイメージとして空(くう)なる場所に描き出し、そのイメージを肉体的な感覚器官で知覚して、あたかもそれがそこにあるように錯覚する、それが視覚の役割、機能である。"It is not ~ "「この目の役割は、見るということではない」。目は、見ているように錯覚しているだけで、何も見てはいない。"It is image ~ "「この目の役割は、イメージ作りなのだ」。目の役割は、空(くう)なるキャンバスに色(しき)を描いたイメージを、あたかも存在するかのように錯覚することなのだ。



It takes the place of seeing, replacing vision with illusions.
  • take the place of : 「〜の代わりをする、〜に取って代わる」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する」
  • vision [víʒən] : 「視覚、視力、先見の明、洞察力、想像力」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
❖ "It takes the place ~ "「それは、見ることにとって代わる」。実在するものを完璧に見る代わりに、視覚は、見たいものをそこにイメージとして描き出し、それを見ているように錯覚するだけである。"replacing vision ~ "「ヴィジョンを幻想に置き換えているのだ」。"vision"「ヴィジョン」とは、実相的な視覚のことで、実在する真実を直覚的に、全的に把握する視力のこと。このヴィジョンが叡智(knowledge)に繋(つな)がる。肉体的な視覚は、ヴィジョンを通して見るのではなく、その代わりに、幻想を描き出してるだけだ。



2. This introductory idea to the process of image making that you call seeing will not have much meaning for you. 
  • introductory [ìntrədʌ́ktəri] : 「紹介の、初歩の、入門の、最初の」
  • process [prάses] : 「製造過程、一連の行為、進行、経過、推移」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
❖ "This introductory idea ~ "「あなたが見る、と呼んでいるイメージ作成のプロセスを紹介するこのものの見方は、あなたにとってあまり大きな意味を持つことはないかもしれない」。そこに実在しないリンゴをイメージとして描き出して、リンゴを幻想していると言われても、今のところ、そんな考えは、あなたにとってあまり意味がないと思われるだろう。赤いシンゴが青いリンゴに変わるわけでもないから。しかし、次項・・・。



You will begin to understand it when you have seen little edges of light around the same familiar objects which you see now. 
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
  • seen [síːn] : 「seeの過去分詞形」
  • edge [édʒ] : 「端、へり、はずれ、境界」
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • around [əráund] : 「〜の周りに、〜の周囲に」
  • same [séim] : 「同じ、同一の、変わらない」
  • familiar [fəmíljər] : 「おなじみの、見慣れた、普通の」
  • object [ɑ́bdʒikt] : 「物、物体、被写体」
❖ しかし、"You will begin ~ "「あなたが今目にしている見慣れた同じ対象物の周りの縁(へり)に、わずかな光が見えるようになれば、あなたは、そのことの意味が理解出来始めるであろう」。あなたの視覚が変化し始めるようになるのだ。つまり、見えるはずのないわずかな光が、見る対象物の周りにかすかに見えるようになる。

(次は読み飛ばしていい。参考までに。)
筆者の個人体験はなるべく書きたくないのだが(あなたの個人体験を尊重したいので)、少しだけ述べておこう。私の場合、物の周り、特に手の回りに、白い靄(もや)のような光が見える。オーラとか気とかいうものだろうと思っている。この靄のようなかすかな光は移動することもあって、右手から左手へ、左手から右手へ飛んだりする。納豆の糸のような白い筋を描くこともある。手のひらから白い光の玉が飛び出て、部屋の隅まで飛んで行ったこともあった。ただし、私が見たこの種の光が、はたしてACIMの言う光なのかどうか、私にはわからない。



That is the beginning of real vision. You can be certain that real vision will come quickly when this has occurred.
  • beginning [biɡíniŋ] : 「初め、開始、始まり、発端」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • certain [sə́ːrtn] : 「〜を確信している、〜に疑いを持たない」
  • quickly [kwíkli] : 「速く、すぐに」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる」
❖ "That is the beginning ~ "「このかすかな光は、実相的なヴィジョンの始まりである」。"You can be certain ~ "「これが始まったら、実相的なヴィジョンがすぐにもやって来るのだと確信してよい」。普段見慣れない光が見えるようになったら、実相的なヴィジョンが身に付いて来ている証拠だと思っていい。もっとも、見える光自体に意味があるのではない。光は、まあ、『お知らせ』のようなものだ。視覚が修正されつつありますよ、というお知らせである。



3. As we go along, you may have many "light episodes." They may take many different forms, some of them quite unexpected. 
  • go along : 「進行する」
  • episode [épəsòud] : 「挿話、エピソード、出来事」
  • different [dífərənt] : 「相違する、違っている、異なる」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、構造」
  • quite [kwáit] : 「かなり、なかなか、とても、非常に」
  • unexpected [ʌ̀nikspéktid] : 「予期しない、思いも寄らない、予想外の」
❖ "As we go along ~ "「先に進むにつれて、あなたは、多くの『光のエピソード』を経験するかも知れない」。"They may take ~ "「光のエピソードは、多くの異った形をとるかも知れないし、そのいくつかは、まったく思いも寄らないものかも知れない」。ものの見方のエクササイズが進んで行くにしたがい、物の周りのかすかな光に限らず、様々な形で、光を経験することになる。中には、びっくりするような光のエピソードも待ちかまえているかも知れない。それは、お楽しみ。

(次は読み飛ばしていい。参考までに。)
私の場合、目を閉じると、様々な光の渦巻きが見える。多くは、白色がかった紫色、紫がかった白色の光で、渦巻くオーロラのような光が生まれては広がり、広がっては消え、消えては再び生まれて来る。実に美しい。あるいは、活発に動き回る無数の光の粒が乱舞することもある。こういったことも、単に私の経験であって、それを知ったことであなたの経験が制約されては困る。人それぞれなのだ。したがって、私の光体験も、ACIMの言う光のエピソードなのかどうか、私にはわからない。また、光が見えたからといって、どうってことはない。少なくとも、好色ジジイが期待するような、服を透かして裸が見えるなどという透視能力は決して生まれて来ないので、ご安心を。

蛇足になるが、ここで言う『光』は、この世界の電磁波としての光とは全く異る。電磁波としての光は、時間を軸として空間に広がるエネルギーであるが、実相世界には時間も空間も存在せず、エネルギーという概念さえない。したがって、実相の『光』は物理現象として解釈することは出来ない。普段、我々が目にする光とは異質な、次元の異る『光』なのだと了解しておくこと。肉眼には見えないが、心の目には見える光である。



Do not be afraid of them. They are signs that you are opening your eyes at last. 
  • be afraid of : 「〜を恐れる、〜を怖がる、〜について心配だ」
  • sign [sáin] : 「象徴、しるし、証拠、兆候」
  • at last : 「最後に、ついに、とうとう、やっと、ようやく」
❖ "Do not be afraid ~ "「(光のエピソードに遭遇したからといって)恐れることはない」。"They are signs ~ "「それは、あなたの目が、ついに開き出したというサインに過ぎない」。仏教的に言えば、いわゆる、『開眼(かいがん)』の兆(きざ)しである。それ以上に、殊更(ことさら)重大視する必要はない。私の場合、光の乱舞は非常に奇麗なので、まあ、ACIMを学んだ、そのご褒美だと思っている。



They will not persist, because they merely symbolize true perception, and they are not related to knowledge. 
  • persist [pərsíst] : 「存続する、持続する、続く、生き残る」
  • merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
  • symbolize [símbəlàiz] : 「〜を象徴する、〜のシンボルとなる」
  • true [trúː] : 「真の、真実の、本当の、本物の、実際通りの」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識、感じ方」
  • be related to : 「〜に関連している、〜に結び付いている」
  • knowledge [nάlidʒ] : 「知識、知恵、知見、情報、事実」
❖ "They will not ~ "「それは、長続きするものではない」。私の場合も頻度は落ちている。光を見ようと思えば見えるのだが、段々慣れてきて、あまり珍しくなくなるのだ。"because they merely ~ "「なぜなら、それは単に、本当の(実相的な)知覚の象徴に過ぎなず、叡智とは無関係だからだ」。総括すると、心がイメージを生み出し、その幻想のイメージを肉体的な感覚器官が感受するという知覚(perception)が始まりとなる。幻想を錯覚する知覚(perception)を修正するにしたがい、光のエピソード(light episodes)を経験するようになり、実相的な知覚が形成し始まる。それが正しい知覚(true perception)であり、完成するとヴィジョン(vision)となる。そのヴィジョンによって得られる知恵の総体が叡智(knowledge)である。仏教的な言葉を用いれば般若(はんにゃ:prajna)である。般若の完成が涅槃(ねはん)であり、ニルバーナ、菩提(ぼだい)、ということになる。



These exercises will not reveal knowledge to you. But they will prepare the way to it.
  • reveal [rivíːl] : 「見せる、公開する、明らかにする、啓示する」
  • prepare [pripέər] : 「〜を準備する、用意する、〜整備する」
❖ "These exercises will ~ "「これらのエクササイズは、あなたに叡智を開示することはない」。ヴィジョンが即、叡智に繋がることはない。ヴィジョンは実相的な視覚の道具であって、それを利用して、叡智を完成させるのだ。"But they will ~ "「しかし、これらのエクササイズは、叡智への道を整えてくれるのだ」。エクササイズはヴィジョンを得る訓練であり、叡智への道を整えてくれる。つまり、闇が消えて、叡智への道が見えるようになるのだ。それがヴィジョンの役目である。ヴィジョンの到来を告げてくれるのが、光のエピソードということになる。



4. In practicing the idea for today, repeat it first to yourself, and then apply it to whatever you see around you, using its name and letting your eyes rest on it as you say:
        This ______ is an image that I have made.
        That ______ is an image that I have made.
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも」
  • rest [rést] : 「〜を休ませる、〜を置く」

❖ "In practicing ~ "「今日のものの見方を練習するに当たって、まず最初に、あなた自身に向かって、今日のものの見方を繰り返し述べ、その後、あなたがあなたの周りに目にするものになら何でもそれを適用し、その名前を使い、目をしばし止めて、次の様に言いなさい」。"This ______ is an ~ "「この〜は、私が作ったイメージに過ぎない」。つまり、自分がでっち上げた幻想に過ぎないと宣言する。



It is not necessary to include a large number of specific subjects for the application of today's idea. 
  • necessary [nésəsèri] : 「必要な、必須の、欠くことのできない」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」
  • a large number of : 「多数の、多くの、たくさんの」
  • specific [spisífik] : 「明確な、はっきり限定された、具体的な」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「主題、題目、題材」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
❖ "It is not necessary ~ "「今日のものの見方を適用するために、数多くの具体的な対象を含める必要はない」。何から何まで、全部に対して今日のものの見方を適用する必要はない。



It is necessary, however, to continue to look at each subject while you repeat the idea to yourself. The idea should be repeated quite slowly each time.
  • however [hauévər] : 「けれども、しかしながら、また一方」
  • continue [kəntínjuː] : 「〜を続ける、継続する」
  • while [hwáil] : 「〜の間ずっと、〜する間に、その間に」
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • each time : 「〜するたびに、いちいち、毎回」
❖ "It is necessary, however ~ "「とは言え、あなたが今日のものの見方を繰り返し述べている間は、一つ一つの対象を見続ける必要はある」。"The idea should ~ "「そのつど、極めてゆっくりと、今日のものの見方を繰り返し述べるのである」。目に止まった対象物をじっくり見つめながら、それは自分が作ったイメージで幻想に過ぎないのだと、あたかも染み込ませるかのように、ゆっくりと宣言していくのだ。ただし、目にするすべてを対象とする必要はない。



5.Although you will obviously not be able to apply the idea to very many things during the minute or so of practice that is recommended, try to make the selection as random as possible. 
  • although [ɔːlðóu] : 「〜ではあるが、〜だけれども」
  • obviously [άbviəsli] : 「明らかに、はっきりと、明白に」
  • be able to : 「〜することができる、〜し得る、〜が可能である」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • minute [mínit] : 「分」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習 」
  • recommend [rèkəménd] : 「〜を推奨する、〜を推薦する、〜を薦める」
  • selection [silékʃən] : 「選ぶこと、選択」
  • random [rǽndəm] : 「でたらめの、思い付きの、乱雑な」
  • possible [pάsəbl] : 「可能性がある、起こり得る、あり得る」
❖ "Although you will ~ "「推奨される1分かそこらの練習時間内に、極めて多くの物に今日のものの見方を適用することは明らかに出来ないとは言え、対象を出来る限りランダムに選ぶように努めなさい」。区別、差別を極力避けるのである。なぜなら、幻想は幻想に過ぎず、そこに序列はないからだ。



Less than a minute will do for the practice periods, if you begin to feel uneasy. 
  • less than : 「〜未満の、〜に満たない」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期」
  • begin [biɡín] : 「〜を始める、〜するようになる」
  • feel [fíːl] : 「感じがする、感じる」
  • uneasy [ʌníːzi] : 「不安な、心配な、不安定な」
❖ "Less than a minute ~ "「もし、あなたが不安を感じ始めるようなことがあったら、練習時間を1分以下にしなさい」。いつも通り、ストレスを感じたら、練習を止めること。練習にはリラックスが必須。



Do not have more than three application periods for today's idea unless you feel completely comfortable with it, and do not exceed four. 
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • completely [kəmplíːtli] : 「完全に、十分に、全面的に、全く」
  • comfortable [kʌ́mfərtəbl] : 「くつろいだ、ゆったりした、苦痛がない、心地良い」
  • exceed [iksíːd] : 「超える、上回る、突破する」
❖ "Do not have more ~ "「今日のものの見方を適用する回数は3回を超えないようにしなさい」。"unless you feel completely ~ "「あなたが完全に快適であるなら話しは別だが、しかし、4回は越えてはならない」。いつも通りで、過ぎたるは及ばざるがごとし、である。瞑想のやり過ぎは、精神の異常を引き起こす可能性のあることを忘れないように。



However, the idea can be applied as needed throughout the day.
  • needed : 「必要とされる」
  • throughout [θruːáut] : 「初めから終わりまで、〜の間中」
❖ "However, the idea ~ "「しかし、一日を通して、必要と感じたら今日のものの見方を適用することは可能である」。まあ、3回か4回かなどと数える必要はなく、必要に応じて、気軽に適用すればいいのだ。ただし、やり過ぎには十分注意すること。
 
 
 


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