●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.14.1:1 ~ W-pI.14.7:5

Lesson 14



God did not create a meaningless world.
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • meaningless [míːniŋlis] : 「意味が分からない、無意味な」
❖ "God did not create ~ "「神は、意味のない世界など創造しなかった」。もちろん、"meaningless world"「意味のない世界」とは、存在さえしていない世界、幻想世界、この世のことである。実相世界に住む神は、幻想世界の一切とまったく関わりを持たない。この世の悲劇とも、あるいは喜劇とも無関係である。神は、この世界に対して一切の責任を持たない。まったく無関係である。
ならば、神は、幻想世界に住む我々(神の子)を、完全に放ったらかしにしているのだろうか? "Text"によれば、そうではない。神は、ホーリー・スピリットを神の使者として我々の心の中に住まわせ、神のメッセージを伝えている。神は、ホーリー・スピリットを通じて我々に救いの手を差し伸べているのだ。いわば、ホーリー・スピリットは神の愛の化身である。ならば、あなたは、ホーリー・スピリットに救いを求めて余りある。



1. The idea for today is, of course, the reason why a meaningless world is impossible. 
  • of course : 「もちろん、確かに、言うまでもなく、当然」
  • reason [ríːzn] : 「理由、動機、原因、根拠」
  • impossible [impάsəbl] : 「不可能な、とてもあり得ない、できない」
❖ "The idea for today ~ "「今日のものの見方は、もちろん、なぜ意味のない世界が不可能なのか、という理由である」。ここの"impossible"「不可能」とは、「存在不可能」という意味。実相的に創造されたもの以外に存在出来るものはない。この世界は神が創造したものではないから、根本的に存在していないのだ。この世界は、神の子が夢に見ている、つまり、偽創造している幻想世界である。神のまね事をして、創造したつもりになっている偽の世界なのだ。



What God did not create does not exist. And everything that does exist exists as He created it. 
  • exist [iɡzíst] : 「存在する、生きている、生存する」
❖ "What God did not ~ "「神が創造しなかったものは、存在しない」。"And everything ~ "「そして、存在してるものは、神が創造したものとして存在している」。神が創造しなかったもので、存在しているかに見えるものは、ことごとく幻想である。実相的に実在しているものは、神が創造したままに、その姿通りに存在する。勝手な改竄(かいざん)は許されない。たとえば、神の子は神の創造した実在であり、神が創造したのだから改竄は許されず、神の子は完全に完璧であり、完全に無辜(むこ)である。その姿を改竄することは、神の子自身にも不可能なのだ。あなたが、自分は不完全で、罪があると思っているなら、それは不当な改竄の野心であって、したがって、たわいもない幻想である。



The world you see has nothing to do with reality. It is of your own making, and it does not exist.
  • have nothing to do with : 「〜と関係がない」
  • reality [riǽləti] : 「現実、実在、現実のこと」
❖ "The world you see ~ "「あなたが見ている世界は、実相とは何の関わりもない」。"It is of your ~ "「この世界は、あなたがでっち上げたものであって、したがって、存在しない」。この世は、あなたが偽創造した幻想であって、神の実相性とはまったく無関係である。神の実相性を持たないものは、存在さえしていないのだ。夢の中の水の泡のようなものである。生まれては消える偽りの存在だ。



2. The exercises for today are to be practiced with eyes closed throughout. 
  • practice [prǽktis] : 「〜を実行する、順守する、実践する」
  • closed [klóuzd] : 「閉ざされた、閉じた」
  • throughout [θruːáut] : 「初めから終わりまで、完全に」
❖ "The exercises for today ~ "「今日のエクササイズは、終始、目を閉じて行うことになる」。外部の物を対象にするのではなく、あなたの心の中を見ていくことになるので、目を閉じるのである。



The mind-searching period should be short, a minute at most. 
  • searching [sə́ːrtʃiŋ] : 「捜査、検索、探索、検査」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期」
  • short [ʃɔ́ːrt] : 「短い、短期間の」
  • at most : 「最大限でも、多くて」
❖ "The mind-searching ~ "「心を探る時間は、多くても1分、短くすべきである」。時間を長くすると、それにこだわってしまい、さりげなく受け流すことが困難になってしまうのだ。サーっと、心の中を見渡す。



Do not have more than three practice periods with today's idea unless you find them comfortable. 
  • unless [ənlés] : 「〜でない限り、〜である場合を除いて」
  • comfortable [kʌ́mfərtəbl] : 「くつろいだ、ゆったりした、安定した、穏やかな」
❖ "Do not have more ~ "「心地よいと感じたら話しは別だが、今日のものの見方は、日に3回以上は行わないように」。ストレスを感じるようだったら3回を限度とし、心が安定しているようだったら、その限りではない。その理由は次。



If you do, it will be because you really understand what they are for.
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる、把握する」
❖ "If you do, it ~ "「もしあなたが心地よいと感じるなら、それは、今日のものの見方が何のためなのか、あなたは本当に理解しているからだろう」。神がこの幻想世界を創造したのでもないし、そもそも神は幻想と一切の関わりをもたないことが心地よく感じるなら、あなたは今日のものの見方を正しく理解していると言えよう。



3. The idea for today is another step in learning to let go the thoughts that you have written on the world, and see the Word of God in their place. 
  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • step [stép] : 「一歩、歩み、段」
  • learning [lə́ːrniŋ] : 「習うこと、学ぶこと、学習」
  • let go : 「放す、手放す、捨てる、あきらめる」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思考、思索、考え」
  • written [rítn] : 「writeの過去分詞」
  • place [pléis] : 「場所、個所」
❖ "The idea for today ~ "「今日のものの見方は、あなたがこの世界の上に書き加えた思いを捨て去り、その場所に神の世界を見るという学びの、また別のステップである」。この世界の幻想性を、心の外側に目を向ける方法と、心の内側に目を向ける方法の、その2つのやり方で捨て去っていくのである。幻想性が消滅すれば、そこに神の世界、実相世界が立ち現れてくる。



The early steps in this exchange, which can truly be called salvation, can be quite difficult and even quite painful. 
  • early [ə́ːrli] : 「早期の、初期の」
  • exchange [ikstʃéindʒ] : 「換えること、交換」
  • truly [trúːli] : 「全く、本当に、真に、正確に」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い、救世」
  • quite [kwáit] : 「かなり、なかなか、とても、非常に」
  • difficult [dífikʌ̀lt] : 「困難な、厳しい、苦しい、つらい」
  • painful [péinfəl] : 「苦痛な、悲痛な、痛い、つらい」
❖ "The early steps ~ "「この(幻想世界と実相世界を)交換するための初期のステップは、まさに救いと呼ぶことが出来るのだが、それは、極めて困難で、痛みさえ伴うものである可能性はある」。幻想に慣れ親しんだあなたにとっては、幻想を捨て、実相に目覚めるための学びのステップは、困難でもあり痛みを伴う。そこを越えなくてはならない。事これに限らず、棚ぼた式に与えられるものなどない。そんなものは価値などない。価値あるものを手に入れるには、強い意思と、たゆまぬ努力は必須である。とは言え、力んではダメ。リラックス。歯を食いしばってとか、根性で、などという発想は捨てること。



Some of them will lead you directly into fear. You will not be left there. 
  • lead [líːd] : 「案内する、連れて行く」
  • directly [diréktli] : 「直接に、真っすぐに、そのまま」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念、心配、不安」
  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「〜を残す、置きっぱなしにする、放置する」
❖ "Some of them will ~ "「学びのステップのいくつかは、あなたを真っすぐ恐れに導いてしまうかもしれない」。何しろ、今まで価値があると思っていたことが、その価値を否定されてしまうので、恐れを抱いてしまうのだ。しかし、"You will not be ~ "「あなたは、その場に取り残されることはない」。そんな恐れ自体も幻想であって、あなたが恐れの状態に留め置かれることはない。必ず解放されるのだ。それが、"salvation"「救い」である。



You will go far beyond it. Our direction is toward perfect safety and perfect peace.
  • go far beyond [bijάnd] : 「〜から大きくそれる、〜をはるかに超える」
  • direction [dirékʃən] : 「方向、向き、目的意識、目標」
  • toward [təwɔ́ːd] : 「〜を向いて、〜の方へ、〜に向かって」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「申し分がない、完全な、完璧な」
  • safety [séifti] : 「安全、無事、無難なもの」
  • peace [píːs] : 「平和、安らぎ、平安、静けさ、静謐」
❖ "You will go far ~ "「あなたは、恐れをはるかに越えて行くことになる」。幻想をはるかに越えていくことで、恐れも超越出来る。"Our direction is ~ "「私たちの向かう方向は、完全な安全、完璧な平和の方向なのだ」。つまり、実相世界、天の王国へ向かって歩んでいく。仏教的な用語を使えば、浄土への旅である。



4. With eyes closed, think of all the horrors in the world that cross your mind. 
  • think of : 「〜のことを考える」
  • horror [hɔ́ːrər] : 「恐怖、激しい不快感、嫌悪、憎悪」
  • cross [krɔ́s] : 「横切る、〜を横断する、渡る」
❖ "With eyes closed ~ "「目を閉じ、あなたの心をよぎる、この世界の恐れのすべてを思いなさい」。あなたが感じる恐れ、不安、憎悪等々をくまなく探査する。



Name each one as it occurs to you, and then deny its reality. 
  • name [néim] : 「〜に名をつける、〜の名前を挙げる」
  • each [íːtʃ] : 「それぞれの、一つ一つの、めいめいの」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる、現れる」
  • deny [dinái] : 「否定する、認めない、信じない」
❖ "Name each one as ~ "「恐れが心に浮かぶたびに、その一つ一つを名指ししなさい」。"and then deny ~ "「そして、その実在性を否定しなさい」。その恐れ、不安、憎悪等々は幻想に過ぎないのだと宣言するのだ。



God did not create it, and so it is not real. Say, for example:

        God did not create that war, and so it is not real.
        God did not create that airplane crash, and so it is not real. 
        God did not create that disaster [specify], and so it is not real.
  • for example : 「例えば、例として」
  • airplane crash : 「飛行機事故、墜落事故」
  • disaster [dizǽstər] : 「災害、天災、災難」
  • specify [spésəfài] : 「〜を明確に述べる、明記する、規定する」
❖ "God did not create ~ "「恐れは神が創造したものではなく、したがって、それは実在しない」。"Say, for example ~ "「たとえば、次のように述べなさい」。"God did not create ~ "「神は、その戦争を創造したのではないから、それは実在しない」。でも、現に戦争は起きている。実在しない戦争が目に見えているのだから、それは幻想だ。"God did not create ~ "「神は、その飛行機事故を創造したのではないから、それは実在しない」。しかし、現実的に飛行機事故は起きて目に見えるから、それは幻想である。"God did not create ~ "「神は、その災害(具体的に述べよ)を創造したのではないから、それは実在しない」。3.11の地震と津波は現に起きて、多大の被害を与えたが、神との関わりは一切ないので、それは幻想である。幻想世界で起きたことはすべて、夢の中の出来事であって、実相的には何も起きなかったのだ。この世界で津波が起きても、実相世界ではさざ波の一つさえ立たない。



5. Suitable subjects for the application of today's idea also include anything you are afraid might happen to you, or to anyone about whom you are concerned. 
  • suitable [súːtəbl] : 「ふさわしい、適切な」
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「主題、題目、題材、被写体」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
  • happen [hǽpən] : 「起こる、発生する、降り懸かる」
  • concerned [kənsə́ːrnd] : 「心配そうな、心配している」
  • be concerned about : 「〜について心配している、〜に気遣っている、〜に思いやられる」
❖ "Suitable subjects ~ "「今日のものの見方を適用するにふさわしい題材には、あなたがあなたに起こるかも知れないと恐れていることを含めていいし、あなたが気にかけている誰かに起こるかも知れないと恐れていることも含めていい」。まだ起きていないことで、あなたが恐れていることを題材に選んでもいい。〜が起こるかも知れないと恐れを抱いているが、それは神が創造するものではないから、実在することはなく、幻想だ、と宣言すればいいのだ。



In each case, name the "disaster" quite specifically. Do not use general terms. 
  • case [kéis] : 「場合、状況」
  • disaster [dizǽstər] : 「災害、天災、災難」
  • specifically [spisífikəli] : 「特に、明確に、はっきりと、具体的に」
  • general [dʒénərəl] : 「全般的な、一般の、一般的な」
  • term [tə́ːrm] : 「用語、言葉、言葉遣い、言い回し、表現」
  • general term : 「一般用語、総括的な言葉」
❖ "In each case ~ "「各場合について、」心に浮かんだ恐れの一つ一つについて、「極めて具体的に『災い』を名指ししなさい」。"Do not use ~ "「一般的な呼び方をしてはいけない」。漠然とした災害を言うのではなく、具体的に恐れや不安を、その名前で呼ぶのである。具体例は次。



For example, do not say, "God did not create illness," but, "God did not create cancer," or heart attacks, or whatever may arouse fear in you.
  • illness [ílnis] : 「病気、気分がすぐれないこと、疾病、疾患」
  • cancer [kǽnsər] : 「癌、癌腫、悪性腫瘍」
  • heart attack : 「心臓まひ、心発作」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも」
  • arouse [əráuz] : 「刺激する、喚起する、誘発する」
❖ "For example, do ~ "「たとえば、『神は、病を創造しなかった』と言ってはいけない」。"but, "God did not ~ "「そうではなく、『神は、癌など創造しなかった』、あるいは、心臓発作とか、あなたに恐れを抱かせるであろうものなら何でも良い」。さらに具体的に、私の心臓発作、夫の心臓発作、などと言ってもいいだろう。



6. This is your personal repertory of horrors at which you are looking. 
  • personal [pə́ːrsənl] : 「個人の、個人に関する」
  • repertory [répərtɔ̀ːri] : 「レパートリー、題目、手持ち、在庫」
❖ "This is your personal ~ "「これは、あなたが目にしているあなたの個人的な恐れのリストである」。具体的に恐れを列挙していけば、それがあなたの個人的な恐れのリスト、恐れの在庫品ということになる。そのすべての実在性、実相性を否定してしまうのだ。



These things are part of the world you see. Some of them are shared illusions, and others are part of your personal hell. It does not matter. 
  • part [pάːrt] : 「一部、部分」
  • shared [ʃέərd] : 「共用の、共有の、共通の」
  • illusion [ilúːʒən] : 「幻想、幻覚、錯覚」
  • other [ʌ́ðər] : 「その他、ほかのもの、他方」
  • hell [hél] : 「地獄、生き地獄、ひどい体験、修羅場」
  • matter [mǽtər] : 「重要である、大きな違いがある」
❖ "These things are ~ "「これらの恐れのリストは、あなたが目にしている世界の一部なのだ」。あなたの恐れが、あなたの目にしている世界を形作っている。"Some of them are ~ "「そのいくつかは分かち合われた幻想であり、」"and others are part ~ "「その他は、あなた個人の地獄の一部である」。しかし、どちらにしても、"It does not ~ "「それは、重要ではない」。例えば、戦争という恐れは、戦争に関わりのある大勢の人間達が、いわば分かち合っている、共有の幻想であり、あなたの心臓発作は、あなた個人の恐れの幻想である。どちらにしても幻想に変わりはなく、分かち合われようが個人の所有であろうが、その違いは重要ではない。



What God did not create can only be in your own mind apart from His. 
  • apart from : 「〜から離れて、〜は別として」
❖ "What God did not ~ "「神が創造しなかったものだけが、神から遠く離れたあなた自身の心の中に居座っているだけなのだ」。神から分離したあなたの心の中だけに、幻想は宿るのである。つまり、神から離れたあなたの心が、神の創造のまねをして、幻想の世界を生み出しているのだ。偽創造である。夢の中で、創造のまね事をしているだけなのだ。



Therefore, it has no meaning. In recognition of this fact, conclude the practice periods by repeating today's idea:

        God did not create a meaningless world.
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って」
  • recognition [rèkəɡníʃən] : 「認識、認証、認めること」
  • fact [fǽkt] : 「事実、真相、現実、実際」
  • conclude [kənklúːd] : 「結ぶ、〜を完結する、終える」
  • repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返す、〜を繰り返して言う」
❖ "Therefore, it has ~ "「したがって、そんなものには意味がない」。神から離れた心が生み出した幻想に意味はない、存在さえしない。"In recognition of ~ "「この事実を認識した上で、今日のものの見方を再び繰り返し、練習を締めくくりなさい」。"God did not create ~ "「神は、意味のない世界など創造しなかった」。



7. The idea for today can, of course, be applied to anything that disturbs you during the day, aside from the practice periods. 
  • of course : 「もちろん、確かに、言うまでもなく、当然」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • disturb [distə́ːrb] : 「〜を不安にさせる、乱す、動揺させる」
  • during [djúəriŋ] : 「〜の間ずっと、〜の期間に、〜の間に」
  • aside from : 「〜のほかに、〜に加えて、〜だけではなく」
❖ "The idea for today ~ "「今日のものの見方は、もちろん、練習時間以外に、日々の生活の中で、あなたを不安にさせるものなら何に対してでも適用させることが出来る」。エクササイズの時間にこだわらず、あなたが不安や恐れを感じたら、その時点で、それは神が創造したものではないから実在しない、と宣言していい。



Be very specific in applying it. Say:

        God did not create a meaningless world. He did 
        not create [specify the situation which is disturbing 
        you], and so it is not real.
  • specific [spisífik] : 「明確な、はっきり限定された、具体的な」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、情勢、事態、状態、立場」
❖ "Be very specific ~ "「それを適用するときは、極めて具体的に述べなさい」。"Say: God did not ~ "「このように言えばいい、神は意味のない世界など創造しなかったし、」"He did not creat ~ "「神は、(あなたを悩ませている状況を具体的に述べて、)その状況を創造したのではないから、それは実在しない」。あなたを悩ませている状況は現実なのだが、それは夢の中の現実であって、つまり、幻想であって、実相世界の視点から見れば、現実でも実在でもない。幻想世界の現実を、実相世界の現実と勘違いしてはいけないのだ。片(かた)や非実在であり、片や実在である。その混同、混乱の中にこそ、あなたの痛みと苦が生じるのだ。
 
 
 


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