●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pII.291.1:1 ~ W-pII.294.2:3

 Lesson 291


This is a day of stillness and of peace.

  • stillness [stílnis] : 「静けさ、静止、平静」

❖ "This is ~ "「今日は、静けさと平和の一日である」。今日は、実相的な静寂と平穏な一日である。


1. Christ's vision looks through me today. His sight shows me all things forgiven and at peace, and offers this same vision to the world. 

  • vision [víʒən] : 「洞察力、想像力、視覚」
  • look through : 「〜を調べる、〜を通して見る」
  • sight [sáit] : 「視力、視覚、視野、視界」
  • forgiven [fərɡívn] : 「forgiveの過去分詞」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる」

❖ "Christ's vision ~ "「今日、キリストのヴィジョンは私を通して世界を見る」。肉体的な知覚を通して見るのではなく、実相的なキリストの視力が世界の本当の姿を見る。"His sight ~ "「キリストのヴィジョンは私に、すべての事物が赦されて平和であることを見せてくれるし、この同じヴィジョンを世界にも差し出してくれる」。この世界の幻想が赦されて消滅し、真実の姿である実相的ヴィジョンが私にも世界にも示される。


And I accept this vision in its name, both for myself and for the world as well. 

  • accept [æksépt]: 「受け入れる、承認する」
  • as well : 「同じに、その上」

❖ "And I accept ~ "「そして私は、私自身のために、そして世界のためにも同様に、このヴィジョンをその名において受け入れる」。目に入る光景を、夢ではなく、キリストのヴィジョンなのだと、その名の通りに受け入れる。


What loveliness we look upon today! What holiness we see surrounding us! 

  • loveliness [lʌ́vlinis] : 「愛らしさ、素晴らしさ」
  • holiness [hóulinis] : 「神聖、神聖さ」
  • surround [səráund] : 「包囲する、取り囲む」

❖ "What loveliness ~ "「今日私達は、何と愛らしいことを目にするのだろう」。"What holiness ~ "「私達の周りに、何と神聖なものを見るのだろう」。キリストのヴィジョンは愛らしく、そして神聖だ。実相には悪も憎悪も闇もない。実相は愛と喜びと美に溢れている。


And it is given us to recognize it is a holiness in which we share; it is the Holiness of God Himself.

  • recognize [rékəɡnàiz] : 「認める、受け入れる」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • share in : 「〜を分かち合う、〜を共有する」

❖ "And it is ~ "「そして、その神聖さは、私達が分かち合っている神聖さであり、神自身の神聖さであると私達が受け入れるために与えられたのだ」。神聖さは分かち合われることで増大していく。実相的な真実の分かち合いが、すなわち本当の創造である。


2. This day my mind is quiet, to receive the Thoughts You offer me. And I accept what comes from You, instead of from myself. 

  • quiet [kwáiət] : 「静かな、平穏な、穏やかな」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
  • instead [instéd] of : 「〜の代わりに」

❖ "This day ~ "「今日、私の心は穏やかなので、あなたが私に差し出してくれる思いを受け取ることが出来ます」。"And I accept ~ "「そして、私自身から来るものに代えて、あなたからやって来るものを私は受け入れます」。私の頭脳や知覚がでっち上げた幻想に代えて、神が与えてくれる真実を受け入れます。


I do not know the way to You. But You are wholly certain. Father, guide Your Son along the quiet path that leads to You. 

  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く」
  • certain [sə́ːrtn] : 「確実な、確かな、信頼できる」
  • guide [ɡáid] : 「〜を導く、案内する」
  • along [əlɔ́ːŋ] : 「〜に沿って、〜に従って」
  • lead [líːd] : 「案内する、率いる」

❖ "I do not ~ "「私は、あなたへ至る道を知りません」。"But You are ~ "「でも、あなたは完全に確信をもっています」。"Father, guide ~ "「父なる神よ、あなたへと導いてくれる静かな道へ神の子を案内してください」。


Let my forgiveness be complete, and let the memory of You return to me.

  • complete [kəmplíːt] : 「完全な、全部の」
  • memory [méməri] : 「記憶、思い出」
  • return [ritə́ːrn] : 「戻る、帰る」

❖ "Let my ~ "「私の赦しが完結しますように、そして、あなたの思い出が私に戻ってきますように」。



Lesson 292


A happy outcome to all things is sure.

  • outcome [áutkʌ̀m] : 「結果、結末」
  • sure [ʃúər] : 「確かな、確実な」

❖ "A happy ~ "「あらゆる出来事の結果が幸せになることは確かだ」。苦と痛みに満ちたこの世の出来事は夢だ。実相に目覚めれば、すべての結果は確実に幸せなものとなる。


1. God's promises make no exceptions. And He guarantees that only joy can be the final outcome found for everything. 

  • promise [prάmis] : 「約束、契約」
  • exception [iksépʃən] : 「例外、特例」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」
  • final [fáinl] : 「最後の、最終の」
  • found [fáund] : 「findの過去・過去分詞形」

❖ "God's promises ~ "「神の約束はどんな例外も作らない」。神は例がなく約束を守る。"And He ~ "「そして神は、喜びだけが、すべての出来事に対して見出せる最終結果になり得るのだと保証している」。幻想世界の成り行きが苦と痛みに満ちていようと、実相的な最終結果は必ず喜びに満ちていると神は約束し、保証している。


Yet it is up to us when this is reached; how long we let an alien will appear to be opposing His. 

  • up to : 「 〜次第で」
  • reach [ríːtʃ] : 「達する、至る、手が届く」
  • alien [éiljən] : 「性質の異なる、異質な」
  • appear [əpíər] : 「〜のように見える、〜と思われる」
  • oppose [əpóuz] : 「反対する、反抗する、対抗する」

❖ "Yet it is ~ "「しかし、これがいつ達成されるかは私達次第だ」。つまり、"how long ~ "「どれだけ長く、私達は異質な意志を神の意志と対立しているかのように見せるか」にかかっている。神の意志に反して、本来存在さえしない異質なエゴの意志をあたかも存在しているかのように錯覚して、それを長く保持しているようでは幸せな結果は望めない。


And while we think this will is real, we will not find the end He has appointed as the outcome of all problems we perceive, all trials we see, and every situation that we meet. 

  • real [ríəl] : 「実在する、現実の」
  • appoint [əpɔ́int] : 「決める、定める」
  • problem [prάbləm] : 「問題、課題」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く」
  • trial [tráiəl] : 「試練、苦難」
  • situation [sìtʃuéiʃən] : 「状況、事態、状態」
  • meet [míːt] : 「接触する、交わる」

❖ "And while ~"「そして私達が、この異質な意志を実在すると思っているうちは、」神の意志に反するエゴの意志が現実のものだと考えているうちは、"we will not ~ "「私達が知覚するあらゆる問題、私達が目にするあらゆる試練、私達が出会う一つ一つの状況の結果として神が定めた最終結果を見出すことは出来ない」。エゴの意志に従って生きている限りは、神の定めた幸せな結果にたどり着けない。


Yet is the ending certain. For God's Will is done in earth and Heaven. 

  • certain [sə́ːrtn] : 「確実な、確かな」
  • will [wíl] : 「意志、意欲、願望」

❖ "Yet is ~ "「しかし、終わりがあることは確実だ」。"For God's ~ "「なぜなら、神の意志は地上においても天の王国においてもなされるからだ」。時間の存在しない実相世界では、神の意志はすでに現実化されている。すでに完了したものを受け入れるかどうかは私達次第だ。受け入れれば、神が現実化した光景がキリストのヴィジョンとして見えてくる。


We will seek and we will find according to His Will, which guarantees that our will is done.

  • seek [síːk] : 「探し求める、捜し出す」
  • according [əkɔ́ːrdiŋ] to : 「〜に従って」
  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証する、請け合う」

❖ "We will ~ "「私達は神の意志に従って、探し、見出すだろう」。"which guarantees ~ "「その神の意志は、私達の意志が成されることを保証している」。


2. We thank You, Father, for Your guarantee of only happy outcomes in the end. 

  • guarantee [gæ̀rəntíː] : 「保証」
  • in the end : 「結局、ついに」

❖ "We thank ~ "「父なる神よ、私達は、最後には幸せな結果だけなのだとあなたが保証していることに感謝します」。


Help us not interfere, and so delay the happy endings You have promised us for every problem that we can perceive; for every trial we think we still must meet.

  • interfere [ìntərfíər] with : 「〜を妨げる、〜を邪魔する」
  • delay [diléi] : 「遅れる、〜を遅らせる」
  • promise [prάmis] : 「〜を約束する」

❖ "Help us ~ "「私達が知覚する一つ一つの問題や、まだ出会うに違いないと私達が思っている一つ一つの試練が、あなたが約束してくれた幸せな結果となるのを遅らせようとして、私達が邪魔をするようなことをさせないでください」。エゴに傾いて、神の意志に反するようなまねをさせないでください。



Lesson 293


All fear is past and only love is here.

  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖」
  • past [pǽst] : 「過去の、昔の」

❖ "All fear ~ "「恐れはすべて過去のものとなり、愛だけがここにある」。幻想の恐れは消滅し、実相的愛だけが真実としてここにある。


1. All fear is past, because its source is gone, and all its thoughts gone with it. 

  • source [sɔ́ːrs] : 「もと、源、起源」
  • gone [ɡɔ́ːn] : 「goの過去分詞形」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」

❖ "All fear ~ "「恐れの源は去り、恐れがもたらす思いも共に去ったので、すべての恐れは過去のものとなった」。神を裏切って神から分離し、その報復として神は神の子に死を与え地獄の責め苦を味わわせるだろうというのが恐れの原型。その恐れから逃れるために、神の子は幻想の世界をでっち上げてそこに逃れ、擬似的神であるエゴの支配下に入った。しかし、そのすべてが夢であると知った今、恐れも、それに伴う様々な苦しい思いもすべて消えた。


Love remains the only present state, whose Source is here forever and forever. 

  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • present [préznt] : 「現在の、今の」
  • state [stéit] : 「状態、状況」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」

❖ "Love remains ~ "「今のただ一つの状態は、依然として愛があるということだ」。"whose Source ~ "「その源は永遠に、永遠にここにある」。愛の源は神であり、神は永遠に神の子と共にある。


Can the world seem bright and clear and safe and welcoming, with all my past mistakes oppressing it, and showing me distorted forms of fear? 

  • brilliant [bríljənt] : 「さんさんと輝く、光り輝く」
  • welcoming [wélkəmiŋ] : 「快適な、心地良い」
  • mistake [mistéik] : 「ミス、誤り、過ち」
  • oppress [əprés] : 「圧迫する、重圧感を与える」
  • distort [distɔ́ːrt] : 「歪める、歪曲する」
  • form [fɔ́ːrm] : 「形、外形、姿」

❖ "Can the ~"「私の過去の誤りすべてが世界を圧迫し、私に恐れの歪んだ形を見せているなら、世界は、明るく澄んで安全で、心地よいと思えるだろうか」。


Yet in the present love is obvious, and its effects apparent. 

  • present [préznt] : 「現在の、今の」
  • obvious [ɑ́bviəs] : 「明らかな、疑う余地のない」
  • effect [ifékt] : 「結果、影響」
  • apparent [əpǽrənt] : 「明らかな、明白な」

❖ "Yet in ~ "「しかし、今、愛は明白であり、愛の影響も明らかだ」。恐れに覆われた幻想世界は消滅し、愛が明るく清らかに輝いている。


All the world shines in reflection of its holy light, and I perceive a world forgiven at last.

  • shine [ʃáin] : 「輝く、光る」
  • reflection [riflékʃən] : 「反射、影、反映」
  • perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜に気付く」
  • forgiven [fərɡívn] : 「forgiveの過去分詞」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する」
  • at last : 「最後に、ついに、とうとう」

❖ "All the world ~ "「愛の神聖な光に照らされて、世界のすべてが輝いている」。"and I perceive ~ "「そして私は、ついに世界が赦されたのだと悟る」。この世は幻想なのだと認識し、赦して手放す。赦されたこの世はその幻想性を消滅させる。幻想が消滅した後に、輝く実相が現れる。


2. Father, let not Your holy world escape my sight today. 

  • escape [iskéip] : 「逃げる、脱出する」
  • sight [sáit] : 「視力、視覚、視野、視界」

❖ "Father, let ~ "「父なる神よ、今日、あなたの神聖な世界が私の視野から消えてしまわないようにしてください」。実相世界を見続けることが出来ますように。


Nor let my ears be deaf to all the hymns of gratitude the world is singing underneath the sounds of fear. 

  • deaf [déf] : 「耳が聞こえない」
  • hymn [hím] : 「賛美歌、聖歌」
  • gratitude [ɡrǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
  • underneath [ʌ̀ndərníːθ] : 「下に、下部に、底面に」

❖ "Nor let my ~ "「恐れの生み出す音の下で世界が歌う感謝の聖なる歌のすべてを、私の耳が聞き逃さないようにさせてください」。


There is a real world which the present holds safe from all past mistakes. And I would see only this world before my eyes today.

  • hold [hóuld] : 「〜の状態にしておく」

❖ "There is ~ "「今という時を過去のすべての誤りから安全に保つ実相の世界があります」。"And I would ~ "「そして私は今日、目の前にこの世界だけを見たいと思います」。過去なった幻想世界に戻ることなく、新たに現れた実相世界だけを見たいと思います。



Lesson 294


My body is a wholly neutral thing.

  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く」
  • neutral [njúːtrəl] : 「中立の、中性の」

❖ "My body ~ "「私の肉体は完全に中性的なものである」。肉体は良くも悪(あ)しくもなく、罪深いものでも、罪がまったくないというものでもない。二元論的な相反するものの価値観から評すれば、肉体は中性的である。肉体は単なる幻想の産物であり、いわば夢の中のものなので、良くも悪しくもないのは当然だ。


1. I am a Son of God. And can I be another thing as well? Did God create the mortal and corruptible? What use has God's beloved Son for what must die? 

  • another [ənʌ́ðər] : 「もう一つの、別の、ほかの」
  • as well : 「同じに、その上」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
  • mortal [mɔ́ːrtl] : 「死を免れない、死すべき」
  • corruptible [kərʌ́ptəbl] : 「堕落しやすい」
  • beloved [bilʌ́vd] : 「最愛の、愛される」

❖ "I am a ~ "「私は神の子である」。"And can I ~ "「私は、それと同時に他のものになり得ようか」。"Did God ~ "「神は、死すべきものや堕落すべきものを創造したであろうか」。"What use has ~ "「神の愛する神の子は、死すべきものに何の用があろうか」。永遠の命を神から授かった神の子が、死すべき肉体をまとって何の役に立つだろうか。


And yet a neutral thing does not see death, for thoughts of fear are not invested there, nor is a mockery of love bestowed upon it. 

  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
  • invest [invést] : 「〜に注ぎ込む、〜を投資する」
  • mockery [mάkəri] : 「模倣、偽物」
  • bestow [bistóu] : 「〜を授ける、与える、贈る」

❖ "And yet a ~ "「しかし、中性的なものは死を見ることはない」。夢の中の存在である中性的な肉体は、死というものをもたない。むしろ、死さえ夢の産物だ。"for thoughts ~ "「なぜなら、恐れという思いがそこに投げ込まれることはないし、偽の愛が授けられるわけでもないからだ」。夢の中のものを恐れることも、愛することもない。幻想の存在に恐怖する必要も、それを溺愛する必要もない。


Its neutrality protects it while it has a use. And afterwards, without a purpose, it is laid aside.

  • neutrality [njuːtrǽləti ] : 「中立、中性」
  • afterwards [ǽftərwərdz] : 「後ほど、その後」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る」

❖ "Its neutrality ~ "「中性的なものは、それが役に立つうちは中性を保つ」。幻想に過ぎない肉体も、それが学びのために役に立つうちは存在意義をもつ。"And afterwards ~ "「その後、目的を失ったら、それは横たえられる」。肉体は幻想に過ぎず、肉体には死も生もないと学び、その幻想性を赦してしまえば、肉体の存在価値は終了し、肉体は消滅する。夢に過ぎない肉体の消滅は死さえ意味しない。水の泡のように消えて行くのみ。


It is not sick nor old nor hurt. It is but functionless, unneeded and cast off. 

  • hurt [hə́ːrt] : 「〜を傷つける」
  • functionless [fʌ́ŋkʃənlis] : 「無機能の」
  • unneeded [ʌnníːdid] : 「不必要な」
  • cast off [kǽst] : 「投げて捨てる、放棄する」

❖ "It is not ~ "「それは病気になることも、老いることも、傷つくこともない」。それもまた幻想の中、夢の中の出来事に過ぎない。"It is but ~ "「それは機能を失い、不必要となり、放棄されるだけだ」。夢の中で肉体は仕事を終え、不必要となって消えて行くだけだ。


Let me not see it more than this today; of service for a while and fit to serve, to keep its usefulness while it can serve, and then to be replaced for greater good.

  • of service [sə́ːrvis] : 「手助けになる、役に立つ」
  • for a while : 「しばらくの間」
  • fit to do : 「〜するのに向いている」
  • serve [sə́ːrv] : 「〜に役立つ、〜に仕える」
  • usefulness [júːsfəlnis] : 「役に立つこと、実用性」
  • replace [ripléis] : 「〜に取って代る、〜を交換する」

❖ "Let me not ~ "「今日、役に立つうちはしばらく役に立て、役立つうちは有用性を保ち、その後はより良きものに置き換えるというように、肉体をそれ以上のものと見なさないことにしよう」。肉体を学びの補助装置と見なし、それ以上の役割を与えることなく、やがて幻想を赦して肉体を消滅させ、実相的存在をそれと置き換える。


2. My body, Father, cannot be Your Son. And what is not created cannot be sinful nor sinless; neither good nor bad. 

  • sinful [sínfəl] : 「罪深い、邪悪な」
  • sinless [sínlis] : 「罪のない、潔白な」
  • neither [níːðər] A nor B : 「AでもなくBでもない」

❖ "My body ~ "「父なる神よ、私の肉体はあなたの子になり得ません」。この肉体はあなたが創造したものではありません。"And what is ~ "「そして、創造されたのではないものを、罪深いとか潔白だとか、良いとか悪いとか言うことは出来ません」。実相的に存在しない非創造物は夢の中の影のようなもので、罪深いとか罪深くないとか、あるいは善悪の判断を下すことは出来ません。


Let me, then, use this dream to help Your plan that we awaken from all dreams we made.

  • awaken [əwéikən] : 「目を覚まさせる(覚ます)」

❖ "Let me ~ "「では、この夢を、私達がでっち上げた夢のすべてから私達が目覚めるというあなたの計画の助けになるように使わせてください」。幻想から実相に目覚めるための学びの補助装置としてこの肉体を使いたいと思います。







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