●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pII.337.1:1 ~ W-pII.340.2:6


 Lesson 337


My sinlessness protects me from all harm.

  • sinlessness [sínlisnis] : 「罪のないこと、無辜」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る」
  • harm [hάːrm] : 「害、危害、悪意」

❖ "My sinlessness ~ "「私に罪がいないということが、あらゆる危害から私を守っている」。実相に目覚めれば、自分が真実(神)を裏切ったという罪は夢であり、罪による罰もまた夢であると知る。罪と罰という幻想によって生み出された恐れも幻想だと知り、恐れが生み出す苦と痛みもまた幻想だ。実相の自分は神が創造したままの無辜(むこ)なる存在である。


1. My sinlessness ensures me perfect peace, eternal safety, everlasting love, freedom forever from all thought of loss; complete deliverance from suffering. 

  • ensure [inʃúər] : 「〜を確実にする、保証する」
  • perfect [pə́ːrfikt] : 「完全な、完璧な」
  • eternal [itə́ːrnl] : 「永遠の、不変の」
  • safety [séifti] : 「安全、無事」
  • everlasting [èvərlǽstiŋ] : 「永遠の、永遠に続く」
  • freedom [fríːdəm] : 「自由、解放」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
  • loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失」
  • complete [kəmplíːt] : 「完全な、全部の」
  • deliverance [dilívərəns] : 「救出、解放」
  • suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛、苦難」

❖ "My sinlessness ~ "「私の無辜性は、完璧な平和、永遠の安全性、永遠の愛、あらゆる喪失からの永遠の解放、苦しみからの完全な解放、等々を私に保証する」。完全な無辜性に目覚めれば、罪と罰の恐れが生み出す苦や痛みのこの世界は幻想であると知る。幻想を知り、それを受け入れて受け流し、赦すことで幻想は消滅する。


And only happiness can be my state, for only happiness is given me. 

  • state [stéit] : 「状態、情勢、状況」

❖ "And only ~ "「幸せだけが与えられたので、幸せだけが私の状態になり得る」。神の世界は一元論の世界だから、幸せは存在するが、不幸は存在しない。神は神の子に幸せという状態だけを与えたので、それ以外の状態になることは不可能だ。それ以外の状態にあると思うなら、それは幻想だ。悪夢を見ているに過ぎない。


What must I do to know all this is mine? I must accept Atonement for myself, and nothing more. 

  • mine [máin] : 「私のもの」
  • accept [æksépt]: 「受け入れる、承認する」
  • atonement [ətóunmənt] : 「償い、贖罪」

❖ "What must I ~ "「このすべてが私のものだと知るには、私はいったい何をすべきなのか」。永遠の平和、安全、愛、等々が自分のものであると知るには何が必要か? "I must accept ~ "「私自身に対する贖罪を受け入れる以外に何も必要ない」。罪の意識を消すこと、つまり、罪は幻想であると認識してその幻想を赦し、消滅させること、それだけでいい。


God has already done all things that need be done. 

  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」

❖ "God has already ~ "「神はあらゆるなすべきことを既になした」。時間は幻想だ。あえて言うなら、神は神の子を創造すると同時に、あらゆることをなし、その状態が永遠に続く。


And I must learn I need do nothing of myself, for I need but accept my Self, my sinlessness, created for me, now already mine, to feel God's Love protecting me from harm, to understand my Father loves His Son; to know I am the Son my Father loves.

  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜だと分かる、知る」
  • of oneself : 「ひとりでに、それ自体で」
  • protect [prətékt] : 「保護する、守る」
  • understand [ʌ̀ndərstǽnd] : 「理解する、分かる」

❖ "And I must ~ "「そして私は、私自身のために何もする必要はないと学ばねばならない」。神がなしたこと受け入れるだけでいい。言い換えれば、神の創造した真実を神と分かち合うだけでいい。"for I need but ~ "「なぜなら、私は本当の自分自身、私の無辜性を受け入れるだけでいいからだ」。"created for me ~ "「それは私のために創造されたものであり、すでに私のものだ」。"to feel God's ~ "「神の愛が私を害悪から守っていると感ずるため、父なる神が神の子を愛していると理解するため、私は父なる神が愛する神の子だと知るためなのだ」。


2. You Who created me in sinlessness are not mistaken about what I am. 

  • mistaken [mistéikən] : 「mistake の過去分詞形」
  • mistake [mistéik] : 「思い違いする、間違える」

❖ "You Who ~ "「私を無辜なる者として創造したあなたは、私が何であるかということに関して間違っていません」。私は、神が創造したままに今でも完全に無辜です。あなたは誤った創造をしませんから、私は完全に無辜なる神の子です。


I was mistaken when I thought I sinned, but I accept Atonement for myself. Father, my dream is ended now. Amen.

  • sin [sín] : 「罪を犯す」
  • end [énd] : 「終わらせる、やめる、締めくくる」

❖ "I was mistaken ~ "「私は罪を犯したと思ったとき、私は間違いを犯したのです」。罪を犯したと思ったとき、私は幻想の虜になってしまって、過ちを犯したのです。"but I accept ~ "「でも、私は自分のための贖罪を受け入れます」。幻想を赦して消滅させ、罪の意識を消し去ります。"Father, my ~ "「父なる神よ、今、私の夢は終わります」。幻想を消滅させます。"Amen."「アーメン」。




Lesson 338


I am affected only by my thoughts.

  • affect [əfékt] : 「影響を与える、〜に作用する」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」

❖ "I am affected ~ "「私は私の思いによってのみ影響を受ける」。思考は現実化するのであって、幻想を生み出すのも自分の思考、真実を取り戻すのも自分の思考、つまり自分の意志がすべてである。


1. It needs but this to let salvation come to all the world. For in this single thought is everyone released at last from fear. 

  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」
  • single [síŋɡl] : 「ただ一つの、たった一つの」
  • releas [rilíːs] : 「〜を解放する、自由にする」
  • at last : 「最後に、ついに」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖、懸念」

❖ "It needs ~ "「世界全体に救いをもたらすにはこれが必要なだけだ」。真実を求める思いだけが、幻想世界に救いをもたらす。"For in this ~ "「なぜなら、この一つの思いの中で、すべての人々が恐れからついに解放されるからだ」。真実に目覚めたいと願う思いだけが、この幻想世界を生み出した妄想の恐れから人々を解放してくれる。


Now has he learned that no one frightens him, and nothing can endanger him. 

  • learn [lə́ːrn] : 「〜を学ぶ、〜であると分かる」
  • frighten [fráitn] : 「〜怖がらせる」
  • endanger [endéindʒər] : 「〜を危険にさらす」

❖ "Now has he ~ "「今や人は、誰一人脅(おびや)かされることはないし、何一つ人を危険にさらすことなど出来ないと学んだ」。周りの人も物も、自分の思考が生み出した幻想に過ぎない。映画のスクリーンに映し出された人や物影によって誰が傷つけられようか。


He has no enemies, and he is safe from all external things. 

  • enemy [énəmi] : 「敵、敵対者」
  • external [ikstə́ːrnl] : 「外の、外側の、外部の」

❖ "He has no ~ "「彼には敵はいないし、あらゆる外部のものから安全である」。自分を害すると思われるものは恐れと知覚が生み出した幻想である。


His thoughts can frighten him, but since these thoughts belong to him alone, he has the power to change them and exchange each fear thought for a happy thought of love. 

  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有である」
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、独力で」
  • exchange [ikstʃéindʒ] : 「〜を交換する」
  • exchange A for B : 「AをBと交換する」

❖ "His thoughts ~ "「彼の思いが脅かし得るだけだ」。自分の思いが幻想を現実化して恐れ生み出すだけだ。"but since ~ "「しかし、これらの思いは彼自体に属しているのだから、」思いは彼自身が生み出しているものなので、"he has the ~ "「彼はそれらを変化させ、恐れという一つ一つの思いと愛という幸せな思いを交換するパワーを持っている」。恐れという幻想を生み出す自分の思いを変化させて、愛や幸せという実相的な真実を生み出す思いと交換することが出来る。


He crucified himself. Yet God has planned that His beloved Son will be redeemed.

  • crucify [krúːsəfài] : 「〜を十字架に張り付けにする」
  • beloved [bilʌ́vd] : 「最愛の、いとしい、愛される」
  • redeem [ridíːm] : 「〜を救い出す、〜の罪を贖う」

❖ "He crucified ~ "「彼は自らを十字架にかけた」。幻想の恐れに耐えきれなくなり、自らを罪ありと認めて罰する行動に出る。"Yet God has ~ "「しかし神は、愛する神の子の罪が贖(あがな)われるような計画を立てた」。罪と罰、それに対する恐れもすべて幻想であり、それを認めて悪夢を手放せば、その赦しによって幻想は消滅し罪も罰も恐れもすべて消える。これが実相的な贖罪である。


2. Your plan is sure, my Father,--only Yours. All other plans will fail. 

  • sure [ʃúər] : 「確かな、確実な」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」

❖ "Your plan ~ "「父なる神よ、あなたの計画は、あなたの計画だけが確かです」。"All other ~ "「他のあらゆる計画は失敗に終わります」。罪と罰の恐れから解放される実相的方法は神が計画した赦しによる贖罪以外にありません。


And I will have thoughts that will frighten me, until I learn that You have given me the only Thought that leads me to salvation. 

  • until [əntíl] : 「〜する時まで」
  • lead [líːd] : 「〜を導く、連れて行く」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」

❖ "And I will ~ "「そして私は、私を救いへと導いてくれる唯一の考えをあなたが与えてくれたのだと知るまで、私は私を脅(おびや)かす思いを持ち続けてしまうことになります」。神の考え、それは赦しとそれに続く恐れの消滅、つまり本当の贖罪という考えです。


Mine alone will fail, and lead me nowhere. But the Thought You gave me promises to lead me home, because it holds Your promise to Your Son.

  • mine [máin] : 「私のもの」
  • nowhere [nóuhwὲər] : 「どこにも〜ない」
  • promise [prάmis] : 「〜を約束する」
  • hold [hóuld] : 「維持する、保持する、持続する」

❖ "Mine alone ~ "「私の考えだけでは失敗に終わり、私をどこにも導いてくれません」。"But the Thought ~ "「でも、あなたが私に与えてくれた考えは、私を故郷へと導いてくれると約束しています」。贖罪は私が神によって創造された実相世界へと導いてくれます。"because it holds ~ "「なぜなら、その考えは神の子へあなたが与えてくれた約束を保持しているからです」。それはあなたが約束したことですから。




Lesson 339


I will receive whatever I request.

  • receive [risíːv] : 「受け取る」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも」
  • require [rikwáiər] : 「〜を求める、〜に要求する」

❖ "I will receive ~ "「求めるものは何でも与えられる」。『求めよさらば与えられん 』ということだが、一般的な解釈とは異なる。


1. No one desires pain. But he can think that pain is pleasure. 

  • desire [dizáiər] : 「〜が欲しいと強く思う」
  • pain [péin] : 「痛み、苦痛」
  • pleasure [pléʒər] : 「喜び、楽しみ、快楽」

❖ "No one ~ "「誰も痛みを望みはしない」。"But he can ~ "「しかし、人は痛みを喜びと考えることさえ可能だ」。変化を恐れるあまり、痛みの世界に埋没して、むしろ痛みさえも快楽と感じてしまう可能性がある。心が痛みを生み出すと同時に、心はその痛みを喜びと感じることもある。


No one would avoid his happiness. But he can think that joy is painful, threatening and dangerous. 

  • avoid [əvɔ́id] : 「避ける、回避する、逃れる」
  • painful [péinfəl] : 「苦痛な、悲痛な」
  • threatening [θrétniŋ] : 「脅迫的な」
  • dangerous [déindʒərəs] : 「危険な、危険を伴う」

❖ "No one would ~ "「誰も幸せを避けようとは思わない」。幸せの内容が問題だ。"But he can ~ "「しかし、喜びは苦痛であり、恐ろしく、危険だと思う可能性もある」。苦や痛みに対して自虐的な快楽を覚えてしまう可能性がある。


Everyone will receive what he requests. But he can be confused indeed about the things he wants; the state he would attain. 

  • confuse [kənfjúːz] : 「混同する、混乱させる」
  • indeed [indíːd] : 「実に、本当に、確かに」
  • state [stéit] : 「状態、状況」
  • attain [attain] : 「達する、手に入れる」

❖ "Everyone will ~ "「誰もが求めるものを手に入れる」。心は見たいものを見ると同じように、欲しいものを手に入れる。"But he can ~ "「しかし人は、欲しいと思うもの、手に入れたい状態に関してまったく混乱してしまう可能性がある」。どういう状態が幸せなのか、何が本当の幸せを導いてくれるのか、いったい自分は何を欲しているのか、往々にして混乱してしまうことがある。


What can he then request that he would want when he receives it? He has asked for what will frighten him, and bring him suffering. 

  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
  • frighten [fráitn] : 「〜怖がらせる」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
  • suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛」

❖ "What can ~ "「受け取ったとき、それが欲しかったものだと思えるには、いったい何を求めればいいのか」。"He has asked ~ "「彼を脅かすものを求めてしまい、苦痛がもたらされる」可能性もある。幸せをもたらすものは金、地位、権力だと思い込み、それを求めて得たとしても、逆にそれが孤独と苦を生み出す可能性は多々ある。


Let us resolve today to ask for what we really want, and only this, that we may spend this day in fearlessness, without confusing pain with joy, or fear with love.

  • resolve [rizάlv] : 「解決する、決心する、決意する」
  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
  • spend [spénd] : 「使う、費やす」
  • fearlessness [fíərlisnis] : 「恐怖心のなさ」
  • confuse A with B : 「AをBと混同する」

❖ "Let us resolve ~ "「今日、私達は本当に欲しいもの、ただそれだけを求めるのだと決心をしよう」。"that we may ~ "「そうすれば、私達は今日という日を恐れなく過ごせるだろう」。"without confusing ~ "「痛みと喜び、恐れと愛を混同することもなく過ごせる」。


2. Father, this is Your day. It is a day in which I would do nothing by myself, but hear Your Voice in everything I do; requesting only what You offer me, accepting only Thoughts You share with me.

  • request [rikwést] : 「〜を依頼する」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、〜を提供する」
  • accept [æksépt]: 「受け入れる、承認する」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」

❖ "Father, this ~ "「父なる神よ、今日はあなたの日です」。"It is a day ~ "「それは、自分一人だけで何かをするという日ではなく、やりたいことすべてにおいてあなたの声を聞くという日です」。"requesting only ~ "「あなたが私に差し出してくれるものだけを求め、」神が提供してくれる真実だけを求め、"accepting only ~ "「あなたが私と分かち合う思いだけを受け入れます」。




Lesson 340


I can be free of suffering today.

  • be free of : 「〜から自由の身である」
  • suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛」

❖ "I can be ~ "「私は今日、苦しみから解放され得る」。苦と痛みの幻想世界から赦しを通して解放され得る。


1. Father, I thank You for today, and for the freedom I am certain it will bring. 

  • freedom [fríːdəm] : 「自由、解放」
  • certain [sə́ːrtn] : 「〜を確信している」
  • bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」

❖ "Father, I ~ "「父なる神よ、私は今日という日に、そして今日という日がもたらしてくれる解放に感謝します」。それを後押ししてくれる神に深く感謝します。


This day is holy, for today Your Son will be redeemed. His suffering is done. 

  • holy [hóuli] : 「神聖な、聖なる」
  • redeem [ridíːm] : 「〜を罪から救う、〜を救い出す」

❖ "This day ~ "「この日は神聖です」。"for today ~ "「なぜなら、今日、あなたの神の子は救われるからです」。"His suffering ~ "「神の子の苦痛は終わります」。幻想世界に閉じ込められ、罪と罰への恐れに苛まれた日々は今日で終わりです。幻想を赦し、罪と罰を消滅させ、実相的な贖罪を果たして解放されます。


For he will hear Your Voice directing him to find Christ's vision through forgiveness, and be free forever from all suffering. 

  • direct [dirékt] : 「〜に〜するよう指示する」
  • vision [víʒən] : 「洞察力、視覚、視力」
  • through [θrúː] : 「〜を通じて、〜の手を経て」
  • forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」

❖ "For he will ~ "「なぜなら、赦しを通してキリストのヴィジョンを見出すため、あらゆる苦しみから永遠に解放されるために、神の子はあなたの声を聞くからです」。


Thanks for today, my Father. I was born into this world but to achieve this day, and what it holds in joy and freedom for Your holy Son and for the world he made, which is released along with him today.

  • born [bɔ́ːrn] : 「生まれる、誕生する、産声を上げる」
  • achieve [ətʃíːv] : 「獲得する、達成する、成就する」
  • release [rilíːs] : 「解放する、自由にする」
  • along with : 「〜と一緒に、〜とともに」

❖ "Thanks for ~ "「私の父なる神よ、今日の日をありがとうございます」。"I was born ~ "「私がこの世界に生まれたのはこの日を手に入れるためです」。"and what it ~ "「喜びの中、そして、あなたの神聖な子と彼がでっち上げた世界が解放される中にあって、今日という日が保持しているものを手に入れるために、私はこの世界に生まれて来たのです」。"which is released ~ "「この世界は、神の子とともに解放されます」。幻想から目覚めて、実相的な真実に出会うために、私はこの世界に生まれてきました。この世界は神の子である自分が夢に中ででっち上げたものだったのです。私が幻想から解放されることは、この世界も幻想から解放されることです。


2. Be glad today! Be glad! There is no room for anything but joy and thanks today. 

  • glad [ɡlǽd] : 「満足して、喜ばしい」
  • be no room for : 「〜の余地はない」

❖ "Be glad ~ "「今日こそ、喜ぼう」。"Be glad!"「喜ぼう」。"There is no ~ "「今日は、喜びと感謝以外のものに存在の余地はない」。


Our Father has redeemed His Son this day. Not one of us but will be saved today. 

  • redeem [ridíːm] : 「〜を罪から救う、〜を救い出す」
  • save [séiv] : 「救う、助ける」

❖ "Our Father ~ "「私達の父なる神は、今日神の子を救い出した」。罪と罰という幻想から救ってくれた。実相的贖罪を果たすことが出来た。"Not one of ~ "「今日、誰一人として救われない者はいない」。


Not one who will remain in fear, and none the Father will not gather to Himself, awake in Heaven in the Heart of Love.

  • remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
  • fear [fíər] : 「恐れ、恐怖」
  • gather [ɡǽðər] : 「寄せ集める、集合させる」
  • awaken [əwéikən] : 「目を覚ます、目覚める」

❖ "Not one ~ "「誰一人、恐れの中に取り残されることはないし、父なる神自身の下(もと)に集められて、愛の心の中で、天の王国に目覚めない者など一人もいない」。すべての神の子は神の住まう天の王国、実相世界に目覚める。







Archive

Notification

My photo


❖ Text精読、完了しました。4年8ヶ月、1256回の投稿でした。長期に渡ってお付き合いいただき、感謝します。
❖ 引き続き、Workbook精読をご覧下さい。場所は「http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp」です。
❖ Text精読の手直しも始めました。月日をかけて見直していきます。
❖ AmazonからKindle版の精読シリーズを出版開始しました。『どこでもAcim』をご希望の方は是非どうぞ。
❖ Google PlayとiBookstoreからepub版の精読シリーズを出版開始しました。Kindle版で窮屈さをお感じでしたら、こちらをどうぞ。
❖ Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。Urtextは非常に面白いです。臨場感は半端でありません。

oohata_mnb@yahoo.co.jp
oohata.m@coda.ocn.ne.jp

アクセスカウンター
Powered by Blogger.