Lesson 281
I can be hurt by nothing but my thoughts.
- hurt [hə́ːrt] : 「〜を傷つける」
- thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
❖ "I can be ~ "「私の思いによってのみ、私は傷つけられ得る」。他人の思いではなく、自分自身の思いや考えによってのみ、自分は傷つけられ得る。
1. Father, Your Son is perfect. When I think that I am hurt in any way, it is because I have forgotten who I am, and that I am as You created me.
- perfect [pə́ːrfikt] : 「完全な、完璧な」
- in any way : 「多少なりとも、形はどうあれ」
- forgotten [fərɡάtn] : 「forgetの過去分詞形」
- forget [fərɡét] : 「〜を忘れる、〜を思い出せない」
- create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
❖ "Father, ~ "「父なる神よ、あなたの子は完璧です」。完璧な神が創造した神の子は完璧です。"When I think ~ "「どんな形であれ、傷つけられていると思うなら、」"it is because ~ "「それは、私が誰なのかを忘れ、また私はあなたが創造したままの自分であることを忘れてしまったからです」。
Your Thoughts can only bring me happiness. If ever I am sad or hurt or ill, I have forgotten what You think, and put my little meaningless ideas in place of where Your Thoughts belong, and where they are.
- bring [bríŋ] : 「〜を持って来る、〜をもたらす」
- put [pút] : 「置く、ある状態に〜を置く」
- meaningless [míːniŋlis] : 「意味のない、無意味な」
- belong [bilɔ́ːŋ] : 「属する、所属する」
❖ "Your Thoughts ~ "「あなたの思いは、私に幸せをもたらしてくれるだけです」。神は神の子の幸せだけを願っています。"If ever I ~ "「もし、私が悲しみを抱き、傷つき、気分が優れないなら、私はあなたが何を思っているかを忘れてしまって、あなたの思いが属する所、それがある場所に私のちっぽけな意味のない考えを置いてしまったということです」。私の苦と痛みは、私が勝手に幻想したことに過ぎません。
I can be hurt by nothing but my thoughts. The Thoughts I think with You can only bless. The Thoughts I think with You alone are true.
- bless [blés] : 「〜を祝福する、清める」
❖ "I can be ~ "「私は私の思いによってのみ傷つき得ます」。私は私が勝手に抱いた幻想によってのみ傷つくのです。"The Thoughts ~ "「あなたと一緒に抱く思いは、ただただ祝福するだけです」。神と共に抱く思いは、苦や痛みをもたらすものではなく、幸せだけを与えてくれます。"The Thoughts ~ "「あなたと一緒に抱く思いだけが真実です」。
2. I will not hurt myself today. For I am far beyond all pain. My Father placed me safe in Heaven, watching over me.
- beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて」
- pain [péin] : 「痛み、苦痛」
- place [pléis] : 「〜を置く、設置する」
- watch over : 「〜を見守る」
❖ "I will not ~ "「今日、私は私自身を傷つけることはすまい」。"For I am ~ "「なぜなら、私はすべての痛みを遙かに越えているからだ」。"My Father ~ "「父なる神は、私を天の王国に安全に置き、見守ってくれている」。
And I would not attack the Son He loves, for what He loves is also mine to love.
- attack [ətǽk] : 「〜を攻撃する、〜を非難する」
❖ "And I would ~ "「そして私は、神の愛する子を攻撃すまい」。神の子である同胞達を攻撃することはすまい。"for what He ~ "「なぜなら、神が愛するものは、私も愛するものだから」。神の子として同胞達と私は自他一如である。神が私を愛してくれることと、神が同胞達を愛していることは同じだ。ならば、私が同胞達を愛することは私自身を愛することであり、神を愛することにつながる。
Lesson 282
I will not be afraid of love today.
- be afraid of : 「〜を恐れる、〜を怖がる」
❖ "I will not ~ "「私は今日、愛を恐れまい」。愛、すなわち真実を、一切恐れることなく受け入れよう。
1. If I could realize but this today, salvation would be reached for all the world.
- realize [ríːəlàiz] : 「〜に気が付く、悟る」
- salvation [sælvéiʃən] : 「救済、救い」
- reach [ríːtʃ] : 「至らしめる」
❖ "If I could ~ "「今日、私がこのことさえ悟ることが出来たら、救いは世界中に行き渡るだろう」。愛という真実に目覚めさえすれば、幻想は消滅し、世界は救われる。
This the decision not to be insane, and to accept myself as God Himself, my Father and my Source, created me.
- decision [disíʒən] : 「決定、決断、決心」
- insane [inséin] : 「常軌を逸した、正気でない」
- accept [æksépt] : 「認める、受け入れる」
❖ "This the decision ~ "「これは正気でいようとする決断であり、神自身そして父なる神、源である神が創造したままの私自身を受け入れる決断だ」。神が創造したままの、神の子というアイデンティティーを受け入れる決断をする。
This the determination not to be asleep in dreams of death, while truth remains forever living in the joy of love.
- determination [ditə̀ːrmənéiʃən] : 「決断、決意」
- asleep [əslíːp] : 「眠って」
- while [hwáil] : 「〜なのに、〜とはいえ、しかし一方」
- remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
- forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
- joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
❖ "This the ~ "「これは、真実が愛の喜びの中で永遠に生き続けているというのに、死という夢の中に眠りこけているわけにはいかないという決意である」。苦と痛みの幻想世界を夢に見ている間も、目覚めた後の実相世界では真実が愛に包まれて永遠に輝いている。
And this the choice to recognize the Self Whom God created as the Son He loves, and Who remains my one Identity.
- choice [tʃɔ́is] : 「選ぶこと、選択」
- recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、認める」
- identity [aidéntəti] : 「正体、アイデンティティー」
❖ "And this ~ "「そしてこれは、神が愛する子として創造した自分自身、唯一のアイデンティティーを維持する自分自身を受け入れるという選択である」。神の子である自分を唯一のアイデンティティーとして受け入れる。
2. Father, Your Name is Love and so is mine. Such is the truth. And can the truth be changed by merely giving it another name?
- merely [míərli] : 「ただ単に、単に」
- another [ənʌ́ðər] : 「別の、ほかの」
❖ "Father, Your ~ "「父なる神よ、あなたの名は愛であり、私の名もまたそうです」。"Such is ~ "「それが真実です」。"And can ~ "「真実に別の名前を与えるだけで、真実は変えられ得るでしょうか」。愛を含め、真実は永遠不変であって、名前を変えただけで中身が変わるわけはありません。神そのものが真実なのですから。
The name of fear is simply a mistake. Let me not be afraid of truth today.
- fear [fíər] : 「恐れ、恐怖」
- mistake [mistéik] : 「誤り、思い違い」
- be afraid of : 「〜を恐れる、〜を怖がる」
❖ "The name of ~ "「恐れという名は単なる思い違いです」。恐れは幻想であって、存在しないものに名前をつけているだけです。恐れが存在しているかのように思い違いをしているだけです。"Let me not ~ "「今日、どうぞ私が真実を恐れないようにしてください」。幻想から目覚めて真実を目の当たりにするのは恐ろしいことではありません。そんな恐れさえ存在しないのですから。
Lesson 283
My true Identity abides in You.
- identity [aidéntəti] : 「正体、アイデンティティーー」
- abide [əbáid] : 「とどまる、居住する」
❖ "My true ~ "「私の真のアイデンティティーはあなたの内にあります」。神の子は常に神と共にいます。
1. Father, I made an image of myself, and it is this I call the Son of God. Yet is creation as it always was, for Your creation is unchangeable. Let me not worship idols. I am he my Father loves.
- image [ímidʒ] : 「イメージ、像、象徴」
- creation [kriéiʃən] : 「創造、創作、創作物」
- unchangeable [ʌntʃéindʒəbl] : 「不変の、変化しない」
- worship [wə́ːrʃip] : 「崇拝する、崇敬する」
- idol [áidl] : 「偶像、虚像、幻想」
❖ "Father, I ~ "「父なる神よ、私は私自身のイメージをでっち上げ、それを神の子と呼んでいました」。"Yet is creation ~ "「しかし、創造されたものは常にそのままです」。神の子は神が創造したままの姿であり、勝手に変え得るものではないのです。"for Your creation ~ "「なぜなら、あなたが創造したものは不変だからです」。実相世界は無時間の世界ですから、変化という概念はそもそも存在しないのですね。"Let me not ~ "「私は偶像を崇拝しないようにしよう」。"I am he ~ "「私は父なる神が愛する神の子です」。
My holiness remains the light of Heaven and the Love of God. Is not what is beloved of You secure?
- remain [riméin] : 「依然として〜のままである」
- beloved [bilʌ́vd] : 「最愛の、愛される」
- secure [sikjúər] : 「安全な、しっかりした」
❖ "My holiness ~ "「私の神聖さは天の王国の光のまま、神の愛のままです」。神がそのように創造したからです。"Is not what ~ "「神に愛されるものはあなたによって安全に守られているのですよね」。
Is not the light of Heaven infinite? Is not Your Son my true Identity, when You created everything that is?
- infinite [ínfənət] : 「無限の、果てしない」
❖ "Is not the ~ "「天の王国の光が無限でないことがあるでしょうか」。"Is not Your ~ "「私の真のアイデンティティーが神の子でないわけがあるでしょうか」。"when You ~ "「あなたがすべてをそうあるようにと創造されたのですから」。
2. Now are we One in shared Identity, with God our Father as our only Source, and everything created part of us.
- share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
- part [pάːrt] : 「一部、部分」
❖ "Now are we ~ "「今や私達は、アイデンティティーを分かち合う中で一つである」。神によって創造されたものは分離分割できるものではなく、一体として存在する。"with God ~ "「私達の唯一の源としての父なる神と共にあり、そして、あらゆるものは私達の一部をなしている」。あらゆるものが私の中にあり、私はあらゆるものの中にある。
And so we offer blessing to all things, uniting lovingly with all the world, which our forgiveness has made one with us.
- offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる」
- blessing [blésiŋ] : 「祝福、恩恵」
- unite with : 「〜と一緒になる、〜と結合する」
- lovingly [lʌ́viŋli] : 「愛情を込めて、優しく」
- forgiveness [fərɡívnis] : 「許すこと、許し」
❖ "And so we ~ "「そこで、私達はあらゆるものに祝福を贈る」。"uniting lovingly ~ "「愛を込めて世界のあらゆるものを結びつける」。"which our ~ "「そしてその世界は、私達の赦しが私達と一体にしたのだ」。この世の幻想性を認識し、その幻想性を手放して赦すことで世界は解放され消滅する。新たに目の前に立ち現れた実相の世界は分離分裂のない統一された世界だ。あらゆるものが神と共に一つである。
Lesson 284
I can elect to change all thoughts that hurt.
- elect [ilékt] : 「選ぶ、選択する」
- thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
- hurt [hə́ːrt] : 「痛む、苦しい」
❖ "I can elect ~ "「痛みを伴う思いのすべてを変えてしまうことを私は選択できる」。苦と痛みは幻想世界の産物だ。幻想を赦して消滅させてしまえば、苦と痛みは消滅し、喜びと平和に生まれ変わる。
1. Loss is not loss when properly perceived. Pain is impossible. There is no grief with any cause at all. And suffering of any kind is nothing but a dream.
- loss [lɔ́s] : 「失うこと、喪失」
- properly [prάpərli] : 「ちゃんと、正確に」
- perceive [pərsíːv] : 「知覚する、〜を理解する」
- pain [péin] : 「痛み、苦痛」
- grief [ɡríːf] : 「悲しみ、嘆き、苦悩」
- cause [kɔ́ːz] : 「原因、要因」
- at all : 「全く〜ない、少しも〜ない」
- suffering [sʌ́fəriŋ] : 「苦しみ、苦痛、悩み」
- kind [káind] : 「種類」
❖ "Loss is ~ "「喪失は、適切に理解すれば喪失ではない」。"Pain is ~ "「痛みは不可能だ」。"There is no ~ "「いかなる原因の苦悩もまったく存在しない」。"And suffering ~ "「そして、どんな種類の苦痛も単なる夢であって存在しない」。すべて、知覚と頭脳がでっち上げた幻想であって、実相的には存在しない。
This is the truth, at first to be but said and then repeated many times; and next to be accepted as but partly true, with many reservations.
- at first : 「最初は、初めは」
- repeat [ripíːt] : 「〜を繰り返して言う」
- accept [æksépt]: 「受け入れる、承認する」
- partly [pɑ́ːrtli] : 「一部分は、ある程度は」
- reservation [rèzərvéiʃən] : 「差し控えること、留保」
❖ "This is ~ "「これは真実だ」。"at first ~ "「まず初めにそう言って、その後何度も繰り返して言う」。"and next to ~ "「そして次に、保留したいことが多々あっても部分的には真実だとして受け入れる」。100%すべて信じられなくても、信じるに足る部分があることを率先して受け入れる。
Then to be considered seriously more and more, and finally accepted as the truth. I can elect to change all thoughts that hurt.
- consider [kənsídər] : 「よく考える、熟考する」
- seriously [síəriəsli] : 「真剣に、本気に」
- finally [fáinəli] : 「ついに、最後に」
❖ "Then to ~ "「その後、もっともっと真剣に考え、最終的に真実だと受け入れる」。喪失、痛み、苦悩、それらは存在しないのだという真実を受け入れる。"I can elect ~ "「痛みを伴う思いのすべてを変えてしまうことを私は選択できる」。
And I would go beyond these words today, and past all reservations, and arrive at full acceptance of the truth in them.
- beyond [bijάnd] : 「〜の向こうに、〜を越えて」
- past [pǽst] : 「〜のそばを通り越して」
- arrive [əráiv] : 「着く、達する」
- full [fúl] : 「いっぱいの、満ちた、最大限の」
- acceptance [əkséptəns] : 「受け入れること、容認」
❖ "And I would ~ "「そして私は、今日、これらの言葉を越えて、行こう」。喪失、痛み、苦悩等々の言葉を越えて、真実へと向かって行こう。"and past all ~ "「保留していたことのすべてを通り過ぎ、その中に含まれる真実を十分に受け入れる地点にまで到達しよう」。真実だと認めるのを差し控えていたことさえ、十分に考えた末には真実だと認めることが出来る。そういった地点にまで到達しよう。
2. Father, what You have given cannot hurt, so grief and pain must be impossible.
- impossible [impάsəbl] : 「不可能な、あり得ない」
❖ "Father, what ~ "「父なる神よ、あなたが与えてくれたものは傷つけられ得ないものです」。"so grief and ~ "「だから、苦悩も痛みも不可能なはずです」。
Let me not fail to trust in You today, accepting but the joyous as Your gifts; accepting but the joyous as the truth.
- fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
- trust in : 「〜を信頼する、〜を信用する」
- joyous [dʒɔ́iəs] : 「うれしい、喜びに満ちた」
❖ "Let me not ~ "「今日、あなたを信頼し損なうことがないようにします」。"accepting but ~ "「喜びをあなたの贈り物として受け入れ、その喜びを真実として受け入れます」。