●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



Lesson 217



Review of Lesson 197


I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me. 

❖ "I am not ~ "「私は肉体ではない」。肉体は幻想であって、私は幻想の存在ではない。"I am ~ "「私は自由だ」。私は幻想から解放され、肉体からも自由だ。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。



1. It can be but my gratitude I earn.
  • gratitude [ɡrǽtətjùːd] : 「感謝、感謝の気持ち」
  • earn [ə́ːrn] : 「得る、獲得する」
❖ "It can be ~ "「私が得ることが出来るのは、私自身の感謝だけだ」。自分自身と、自分の心の中に住まうホーリー・スピリットとの間に、救いに対する感謝のやり取りがある。自分を苦と痛みの世界から救い出してくれるのはホーリー・スピリットなのだが、自分とホーリー・スピリットが一体となったとき、救いへの感謝は自分自身への感謝となる。



Who should give thanks for my salvation but myself? And how but through salvation can I find the Self to Whom my thanks are due?

I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me.
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」
  • due [djúː] : 「当然の、与えられるべきもの」
❖ "Who should ~ "「私の救いに対して、私以外にいったい誰が感謝すべきなのか」。私が幻想世界から救われたとき、私はホーリー・スピリットに感謝し、同時にホーリー・スピリットも私に感謝する。言い換えれば、本当の自分自身に感謝することになる。"And how but ~ "「救いを通さずして、どうやって私は、私の感謝に値する本当の自分を探し出すことが出来るだろう」。"I am not ~ "「私は肉体ではない」。"I am ~ "「私は自由だ」。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。




Lesson 218



Review of Lesson 198


I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me. 

❖ "I am not ~ "「私は肉体ではない」。肉体は幻想であって、私は幻想の存在ではない。"I am ~ "「私は自由だ」。私は幻想から解放され、肉体からも自由だ。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。



1. Only my condemnation injures me.
  • condemnation [kὰndemnéiʃən] : 「激しい非難、有罪宣告」
  • injure [índʒər] : 「傷つける、痛める」
❖ "Only my ~ "「自分を責めさいなむことだけが、私を傷つける」。罪があるのは自分だと、自分に対して有罪を宣言することがあなたを傷つける。



My condemnation keeps my vision dark, and through my sightless eyes I cannot see the vision of my glory. Yet today I can behold this glory and be glad.

I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me.
  • sightless [sáitlis] : 「目に見えない、盲目の」
  • glory [ɡlɔ́ːri] : 「栄光、荘厳、誇り」
  • behold [bihóuld] : 「見守る、注視する」
  • gladly [ɡlǽd] : 「喜んで、喜々として」
❖ "My condemnation ~ "「自分を責めさいなむことが私のヴィジョンを暗くし続け、」"and through ~ "「視力を失った目では、私が栄光に包まれている光景を見ることが出来ない」。"Yet today I ~ "「しかし今日、私はこの栄光を目にすることが出来、喜びを感じ得る」。自分を責めることを放棄すれば、つまり、自分が感じる罪は幻想に過ぎないと認識して赦せば、幻想の罪は消滅し、正しい知覚によるヴィジョンが取り戻せる。こうして、無辜(むこ)なる神の子の姿が見えてきて、自分は神の栄光を継承しているのだと知ることが出来る。"I am not ~ "「私は肉体ではない」。"I am ~ "「私は自由だ」。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。




Lesson 219



Review of Lesson 199


I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me. 

❖ "I am not ~ "「私は肉体ではない」。肉体は幻想であって、私は幻想の存在ではない。"I am ~ "「私は自由だ」。私は幻想から解放され、肉体からも自由だ。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。




1. I am not a body. I am free.

❖ "I am not ~ "「私は肉体ではない」。"I am ~ "「私は自由だ」。私は、肉体的存在という幻想から解放されて、完全に自由だ。



I am God's Son. Be still, my mind, and think a moment upon this. And then return to earth, without confusion as to what my Father loves forever as His Son.

I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me.
  • still [stíl] : 「じっとした、動かない、静かな」
  • think on : 「〜を熟考する」
  • moment [móumənt] : 「わずかの間、一瞬、瞬間」
  • return to earth : 「現実の世界に戻る、現実的になる」
  • confusion [kənfjúːʒən] : 「混同、当惑、混乱状態」
  • as to : 「〜に関しては、〜については」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
❖ "I am God's ~ "「私は神の子だ」。"Be still, my ~ "「心を静かに保ち、このことをしばらく考えてみる」。"And then return ~ "「父なる神が神の子として何を永遠に愛しているのかということに関して混同することなく、その後、地上に戻る」。しばらくの間、地上(幻想世界)を離れて瞑想し、永遠に神から愛されている神の子としての自分を見つめる。その後、瞑想から抜けて、日常に戻る。"I am not ~ "「私は肉体ではない」。"I am ~ "「私は自由だ」。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。




Lesson 220



Review of Lesson 200


I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me. 

❖ "I am not ~ "「私は肉体ではない」。肉体は幻想であって、私は幻想の存在ではない。"I am ~ "「私は自由だ」。私は幻想から解放され、肉体からも自由だ。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。



1. There is no peace except the peace of God.
  • except [iksépt] : 「ただし、除いて」
❖ "There is no ~ "「神の平和を除いて、平和は存在しない」。実相的な平和だけが実在する。幻想世界の平和は、その影のようなものだ。移ろいゆく平和は神の平和ではない。



Let me not wander from the way of peace, for I am lost on other roads than this. But let me follow Him Who leads me home, and peace is certain as the Love of God.

I am not a body. I am free. 
For I am still as God created me.
  • wander [wɑ́ndər] : 「さまよう、迷う、横道にそれる」
  • wander from : 「〜からそれる、〜を踏み外す」
  • lost [lɔ́st] : 「loseの過去・過去分詞形」
  • lost : 「道に迷った、迷子になった」
  • follow [fάlou] : 「〜の後について行く、〜に従う」
  • lead [líːd] : 「案内する、先導する」
  • certain [sə́ːrtn] : 「確実な、確かな」
❖ "Let me not ~ "「平和への道から迷い出ないようにしよう」。"for I am lost ~ "「なぜなら、この道以外の道では、私は迷ってしまうからだ」。幻想世界で平和を探す道は迷いだけをもたらす。なぜなら、この世には神の平和が存在しないからだ。"But let me ~ "「しかし、私を故郷に導いて暮れるホーリー・スピリットについて行こう」。"and peace is ~ "「そうすれば、神の愛が確実であるように、平和も確実だ」。ホーリー・スピリットの導きに従って、実在する神の平和を求める道を私は迷わず進む。その先には、神の平和と神の愛が確実に存在する。"I am not ~ "「私は肉体ではない」。"I am ~ "「私は自由だ」。"For I am still ~ "「なぜなら、私は神が私を創造したままの姿だからだ」。






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