●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



W-pI.28.1:1 ~ W-pI.28.8:3

Lesson 28



Above all else I want to see things differently.
  • above all else : 「何にもまして」
  • differently [dífərəntli] : 「異なって、違って、そうではなく」
❖ "Above all else ~ "「何にもまして、私は、ものを違った見方で見たいと思う」。今までは、ものがそこに実在し、リアルな現実を構成していると見てきたが、そういう見方ではなく、ものは、心がイメージを空なるキャンバスに投影して作り出した幻想であると見抜いて、さらに、その幻想のもつ目的性をも把握したい、と望むのである。



1. Today we are really giving specific application to the idea for yesterday. 
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」 
  • specific [spisífik] : 「明確な、はっきり限定された、具体的な」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用」
  • yesterday [jéstərdèi] : 「昨日」
❖ "Today we are really ~ "「今日は、私たちは、昨日の(前回の)ものの見方に対して、具体的な適用を実際に与えることになる」。抽象的な適用から具体的な適用へ進む、ということ。



In these practice periods, you will be making a series of definite commitments. 
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、実践、実行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
  • series [síəriːz] : 「連続、シリーズ、一組、系」
  • a series of : 「一連の〜、ひと続きの〜」
  • definite [défənit] : 「限定された、明確な、的確な」
  • commitment [kəmítmənt] : 「約束、義務、誓約、責任」
❖ "In these practice ~ "「これらの練習において、あなたは、一連の明確な約束をすることになる」。もう、昔のようなものの見方はせず、新しい見方を絶対するのだという約束を、今回に限らずこれからずっと守ることを誓うのである。



The question of whether you will keep them in the future is not our concern here. 
  • question [kwéstʃən] : 「質問、疑問、問い、質疑、課題」
  • whether [hwéðər] : 「〜かどうか、〜であろうとなかろうと」
  • keep [kíːp] : 「〜を持ち続ける、保持する、守り続ける」
  • in the future [fjúːtʃər] : 「将来は」
  • concern [kənsə́ːrn] : 「関心事、懸案、心配、不安」
❖ "The question of whether ~ "「あなたが将来に渡って、この約束を守り続けるかどうかは、今のところ、私たちの懸念にはならない」。あなたが約束を守れなかったとしても、今の段階ではそれほど問題ではない。今やるべきことは、とりあえず約束を立てることだ。



If you are willing at least to make them now, you have started on the way to keeping them. And we are still at the beginning.
  • be willing to : 「〜する意思がある、進んで〜する」
  • at least : 「少なくとも、最少に見ても」
  • start on : 「〜し始める、〜を始める、〜に取り掛かる」
  • at the beginning : 「手始めに、初めに、まず最初は、最初に」
❖ "If you are willing ~ "「今、あなたが約束を立てたいと心から思うのであれば、あなたは、いやしくも、約束を守り通す道をスタートしたことになる」。"And we are still ~ "「私たちは、まだ始めたばかりなのだ」。



2. You may wonder why it is important to say, for example, "Above all else I want to see this table differently." 
  • wonder [wʌ́ndər] : 「〜かどうかと思う、〜を知りたいと思う」
  • important [impɔ́ːrtənt] : 「重要な、重大な、大切な」
  • for example [iɡzǽmpl] : 「例えば、例として」
❖ "You may wonder ~ "「たとえば、『何にもまして、私は、このテーブルを違った見方で見たいと思う』と述べることが、なぜ重要なのか、あなたはいぶかしく思っているかも知れない」。



In itself it is not important at all. Yet what is by itself? And what does "in itself" mean? 
  • by itself : 「それだけで、ひとりでに、自然に、単独で、自動的に」
  • mean [míːn] : 「〜を意味する、…とは〜を指す」
❖ "In itself it is not ~ "「それ自体は、一向に重要ではない」。テーブル自体が重要なのではない。"Yet what is ~ "「しかし、それ自体とは何であろうか」。"And what does ~ "「そして、『それ自体』とは何を意味するのだろうか」。非常に哲学的な問い掛けである。ここではまだ深入りせずに、次を読もう。



You see a lot of separate things about you, which really means you are not seeing at all. You either see or not. 
  • a lot of : 「沢山の、多数の、大量の、かなりの、多くの」
  • separate [sépərət] : 「分けられた、別々になった」
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」 
  • either [íːðər] : 「〜か〜、または」
❖ "You see a lot of ~ "「あなたは、あなたの周りに、分離した多くのものを見ている」。"which really means ~ "「それは、現実的に、あなたはまったく見ていないということを意味しているのだ」。"You either see ~ "「あなたは、見ているか見ていないか、どちらかである」。おさらいしておこう。神の子が神から分離した後、神の子はその分離を象徴する世界を偽創造した。一元論世界を否定したわけだから、当然、二元論の世界を作ったのである。あらゆる存在は分離して独立に存在するかに見せたのだ。物に限らず、あらゆる概念も、対極概念をもつ形で分離させた。愛と憎悪、善と悪、美と醜、プラスとマイナス、陰と陽、等々である。
さて、そこで、あなたはテーブルを見て、テーブルが『それ自体』としてそこに存在いると知覚している。しかし、テーブルはそもそも幻想であって、そこに実在してはいない。さらに、実相的には何も分離してはいないのだから(つまり、二元論は幻想であるから)、『それ自体』さえも存在しない。あなたの心を離れて独立に存在出来る『それ自体』などないのだ。あなたが、分離したテーブルをそれ自体そこにあると見ている限り、あなたは実相を見てはいない。あなたは真実を見てはいないのだ。だから、本当は存在しないものの背後に、その幻想の目的性も見えてこない。ありもしないものをあるように見ている、その目的が理解出来ないのである。



When you have seen one thing differently, you will see all things differently. 
  • seen [síːn] : 「seeの過去分詞形」
❖ "When you have seen ~ "「あなたが、一つのものを異った見方で見ることが出来たとき、あなたはあらゆるものを異った見方で見ることが出来る」。だから、まずは、たとえばテーブルから始めればよい。その後、この世界全体が、あなたの目に異った光景として見えてくる。知覚によらず、ヴィジョンとして捉えることが出来るようになるのだ。実相的な光を当てた光景が展開することになる。



The light you will see in any one of them is the same light you will see in them all.
  • light [láit] : 「光、光源、ライト、明かり」
  • same [séim] : 「同じ、同一の、変わらない」
❖ "The light you will ~ "「一つのものの中にあなたが見た光は、すべてのものの中に見る光と同一である」。ヴィジョンの光に照らして見れば、一つのものが発する光は、すべてのものが発する光と同一であり、平等であり、そこに区別も差もない。分離は幻想であると知ることになるのだ。しかも、幻想としてのものが真実の光を発することは不可能だから、ものが発する光は、とりもなおさず、幻想のもつ目的性が発する光であると気付く。



3. When you say, "Above all else I want to see this table differently," you are making a commitment to withdraw your preconceived ideas about the table, and open your mind to what it is, and what it is for. 
  • commitment [kəmítmənt] : 「約束、言質、義務、誓約、責任」
  • make a commitment : 「誓いを立てる、深くかかわり合う」
  • withdraw [wiðdrɔ́ː] : 「取りやめる、やめる、断つ、引っ込める」
  • preconceived [prikənsíːvd] : 「(少ない情報と先入観で)あらかじめ考えた」
❖ "When you say ~ "「あなたが『何にもまして、私は、このテーブルを違った見方で見たいと思う』と言ったとき、あなたは、テーブルに対する先入観を引っ込めて、テーブルとは何なのか、それは何のためにあるのか、ということに対して心を解放する約束をしていることになるのだ」。幻想的な見方を止めて、実相的な見方をすること、つまり、肉体的な知覚を捨てて、実相的なヴィジョンでものを見ると約束していることになる。ここで大切なのは、"what it is for"「テーブルは何のためにあるか」という部分である。幻想の目的性を知ることが大切なのだ。幻想のもつ目的性だけが真実であり意味があるのであって、その他は意味がない。幻想のもつ目的性とは、幻想をどうやって実相的に役立てるか、ということである。



You are not defining it in past terms. You are asking what it is, rather than telling it what it is. 
  • define [difáin] : 「〜を定義する、〜の意味を明確にする」
  • past [pǽst] : 「過去の、昔の」
  • term [tə́ːrm] : 「用語、言葉、言葉遣い、言い回し」
  • rather than : 〜「よりはむしろ、かえって」
❖ "You are not defining ~ "「あなたは、過去の言葉でテーブルを定義しようとしているのではない」。"You are asking ~ "「テーブルが何であるかと述べる代わりに、あなたはテーブルは何なのかと問い掛けているのだ」。先入観や固定観念を捨てて初心に戻り、目にしているテーブルは何なのかと、ホーリー・スピリットに訊ねればいい。



You are not binding its meaning to your tiny experience of tables, nor are you limiting its purpose to your little personal thoughts.
  • bind [báind] : 「縛る、結び付ける」
  • meaning [míːniŋ] : 「意味、意義、意図、真意」
  • tiny [táini] : 「とても小さい、ちっぽけな」
  • experience [ikspíəriəns] : 「経験、体験、見聞」
  • limit [límit] : 「〜を限定する、〜を制限する」
  • purposes [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • personal [pə́ːrsənl] : 「個人の、個人に関する」
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考、思索、思想」
❖ そうすれば、"You are not binding ~ "「あなたは、テーブルの意味をテーブルについてのあなたの小さな経験に結びつけられることはないし、」"nor are you limiting ~ "「テーブルのもっている目的性を、あなたの小さな個人的な考えに制限することもない」。テーブルは食事をするための台であると、その目的性をあなたの経験に縛りつけてしまうだろうが、もう一度、テーブルのもつ目的性を問い掛けてみるのだ。幻想に過ぎないテーブルは、いったいどんな目的をもってそこにあるのか? 



4. You will not question what you have already defined. And the purpose of these exercises is to ask questions and receive the answers. 
  • question [kwéstʃən] : 「質問する、〜を疑問に思う」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
  • define [difáin] : 「〜を定義する、〜の意味を明確にする」
  • purposes [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • exercise [éksərsàiz] : 「練習、訓練、課題、学課」
  • ask [ǽsk] : 「求める、要求をする」
  • receive [risíːv] : 「受け取る、聞く、知る」
  • answer [ǽnsər] : 「答え、回答、返事、応答」
❖ "You will not question ~ "「あなたがすでに定義してしまったことに対して、あなたは疑問を呈することはないだろう」。一旦こうだと思い込んでしまったら、本当だろうかと問い直すことはなかなか出来ない。"And the purpose of ~ "「そこで、今日のエクササイズの目的は、問いを発し、答えを得ることにある」。当然だと思っていることに対して、あえて問いを発し、実相的な答えをホーリー・スピリットから得る練習が、今日の課題となる。



In saying, "Above all else I want to see this table differently," you are committing yourself to seeing. 
  • commit [kəmít] : 「〜にすべてをささげる、〜に全力を傾ける」
❖ "In saying ~ "「『何にもまして、私は、このテーブルを違った見方で見たいと思う』と言うことで、あなたは、(真実を)見ることに、全力を傾けていることになる」。テーブルは、心が空(くう)に描き出したイメージに過ぎず、幻想であるが、その幻想を幻想として認め受け入れて赦すとき、幻想は消滅し、実相に目覚めることが出来る。ならば、テーブルの目的性とは、実相に目覚めるための道具であるということだ。この世界の物も現象もすべて、赦しを実践するための絶好のチャンスを与えてくれるのである。
たとえば、嫌なヤツに腹が立ったとしよう。その時は、アイツは、自分の心が投影によって描き出した単なる幻想であって、怒りをもって対応するには当たらないと達観し、それを赦してしまう絶好のチャンスだと思えばいいのだ。



It is not an exclusive commitment. It is a commitment that applies to the table just as much as to anything else, neither more nor less.
  • exclusive [iksklúːsiv] : 「排外的な、排他的な」
  • commitment [kəmítmənt] : 「約束、言質、義務、誓約、責任」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • neither [níːðər] A nor B : 「AでもなくBでもない、AとBのどちらも〜ない」
❖ "It is not an ~ "直訳すると、「それは、排他的な約束ではない」。つまり、テーブルだけに対して約束したことではない、ということ。"It is a commitment ~ "「それは、テーブル同様に、他のものに対しても大いに適用出来る約束であり、それ以上でもそれ以下でもない」。真実を見たいと望む対象を、たとえばテーブルだけに特化するのではなく、目にするすべてのものに今日のものの見方を適用すればいい。それ以上のことをする必要もないし、それ以下のことをしても効果はない。



5. You could, in fact, gain vision from just that table, if you would withdraw all your own ideas from it, and look upon it with a completely open mind. 
  • in fact: 「実際に、実のところ、それどころか」
  • gain [ɡéin] : 「得る、獲得する」
  • vision [víʒən] : 「先見の明、洞察力、想像力、視覚」
  • withdraw [wiðdrɔ́ː] : 「取りやめる、、断つ、引っ込める」
  • look upon : 「〜を見る」
  • completely [kəmplíːtli] : 「完全に、十分に、全面的に」
❖ "You could, in fact ~ "「事実、もし〜なら、あなたは、そのテーブルだけからでもヴィジョンを得ることが出来る」。"if you would withdraw ~ "「もしあなたが、テーブルに対するあなた自身の考えをすべて引っ込めてしまい、完全に開かれた心をもってそのテーブルを見ることが出来たなら、」あなたは、そのテーブルだけからでもヴィジョンを得ることが出来る。あなたはこれまで、目の前にあるテーブルを肉体的な感覚器官による知覚を通して見て、経験と理性的判断を通して理解してきたのだが、それをすべて取り下げてしまうのである。その時初めて、実相的なヴィジョンによるものの把握が出来るようになる。



It has something to show you; something beautiful and clean and of infinite value, full of happiness and hope. 
  • beautiful [bjúːtəfəl] : 「美しい、素晴らしい、見事な」
  • clean [klíːn] : 「汚れていない、きれいな、欠点のない」
  • infinite [ínfənət] : 「無限の、計り知れない、果てしない」
  • value [vǽljuː] : 「価値、値打ち」
  • full of : 「〜でいっぱいである、〜に満ちている」
  • happiness [hǽpinis] : 「幸福、喜び、幸せ」
  • hope [hóup] : 「希望、願い」
❖ "It has something ~ "「ヴィジョンは、あなたに何かを示してくれるのであり、」"something beautiful ~ "「それは、美しいもの、汚れのない無限に価値のあるもの、幸せと希望で充ち満ちたものである」。つまり、ヴィジョンは真実を見せてくれる。実相とは美しいものなのだ。



Hidden under all your ideas about it is its real purpose, the purpose it shares with all the universe.
  • hidden [hídn] : 「hide の過去分詞形、隠された、秘密の」
  • hide [háid] : 「隠す、隠蔽する、秘密にする」
  • under [ʌ́ndər] : 「下に、下の方に」
  • real [ríəl] : 「実在する、現実の、実際の、本物の」
  • purposes [pə́ːrpəs] : 「目的、目標、狙い」
  • share [ʃέər] : 「分かち合う、共有する」
  • universe [júːnəvə̀ːrs] : 「宇宙、銀河、全世界」
❖ "Hidden under all ~ "「テーブルに対するあなたの考えの下に、テーブルの実相的な目的性が隠されている」。"the purpose it ~ "「それは、テーブルが全世界と分かち合っている目的性である」。幻想に対する赦し、そして、赦しによって引き起こされる実相への目覚め、そういう目的性は、テーブルに限ったことではなく、この幻想世界のあらゆるものに共通した目的性である。



6. In using the table as a subject for applying the idea for today, you are therefore really asking to see the purpose of the universe. 
  • subject [sʌ́bdʒikt] : 「対象、題材、被写体、主題」
  • applying [əpláiiŋ] : 「適用、活用」
  • therefore [ðέərfɔ̀ːr] : 「それ故に、そのために、従って、だから」
  • really [ríəli] : 「実際には、ほんとうは、確かに、本当に」 
  • ask [ǽsk] : 「求める、要求をする」
❖ "In using the table ~ "「今日のものの見方のためにテーブルを対象として利用することで、したがって、あなたは、世界のもっている目的性を見たいと本当に求めていることになる」。事はテーブルに止(とど)まらない。テーブルを通して、全世界の目的性にアクセス出来るのだ。極端な言い方をすれば、あなたは、テーブルを手に入れることで、この全世界を手に入れることが出来る。



You will be making this same request of each subject that you use in the practice periods. 
  • same [séim] : 「同じ、同一の、変わらない」
  • request [rikwést] : 「頼むこと、依頼、要求」
  • practice [prǽktis] : 「練習、訓練、演習、実践、実行」
  • period [píəriəd] : 「期間、時期、時間」
❖ "You will be making ~ "「あなたが練習に際して利用する各対象に対して、これと同様の要求をすることになる」。テーブルに限らず、いろいろな物を対象にして、隠された目的性を知りたいと求めることになる。



And you are making a commitment to each of them to let its purpose be revealed to you, instead of placing your own judgment upon it.
  • make a commitment [kəmítmənt] : 「誓いを立てる、深くかかわり合う」
  • reveal [rivíːl] : 「見せる、公開する、明らかにする、啓示する」
  • instead [instéd] of : 「〜の代わりに」
  • place [pléis] : 「〜を置く、設置する」
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力、意見、分別」
❖ "And you are making ~ "「そして、各対象に対してあなた自身の判断を下す代わりに、その目的性をあなたに明らかにしてもらうことを、あなたは約束することなる」。経験や理性的判断を中断し、物や事象のもつ実相的な目的性を明らかにしてもらうことをホーリー・スピリットに願い、同時に、そうすることを約束するのである。



7. We will have six two-minute practice periods today, in which the idea for the day is stated first, and then applied to whatever you see about you. 
  • state [stéit] : 「述べる、はっきり言う、提示する」
  • apply [əplái] : 「適用する、応用する、利用する、当てはめる」
  • whatever [hwʌtévər] : 「〜するのは何でも、どんなものが〜でも」
  • about [əbáut] : 「周囲に」
❖ "We will have six ~ "「私たちは、日に6回、2分間の練習をする」。"in which the idea ~ "「その中で、今日のものの見方(を繰り返し述べること)からスタートさせ、次に、あなたがあなたの周りに目にするものなら何にでも、今日のものの見方を適用させる」。



Not only should the subjects be chosen randomly, but each one should be accorded equal sincerity as today's idea is applied to it, in an attempt to acknowledge the equal value of them all in their contribution to your seeing.
  • chosen [tʃóuzn] : 「chooseの過去分詞形」
  • choose [tʃúːz] : 「 〜を選ぶ、〜を選択する」
  • randomly [rǽndəmli] : 「不規則に、無作為に、乱雑に」
  • accord [əkɔ́ːrd] : 「〜を〜と一致させる、認める、許容する」
  • accorded : 「〜にふさわしい」
  • equal [íːkwəl] : 「〜と等しい、同等の、程度が等しい、平等な」
  • sincerity [sinsérəti] : 「誠実、真実、誠意、正直、率直さ」
  • in an attempt to : 「〜しようとして、〜しようと企てて」
  • acknowledge [æknάlidʒ] : 「認める、承認する、認識する」
  • value [vǽljuː] : 「価値、値打ち」
  • contribution [kὰntrəbjúːʃən] : 「 貢献、寄与」
❖ "Not only should ~ "「対象をランダムに選ぶことは言うに及ばず、今日のものの見方を適用するに際しては、各対象を平等な誠実さをもって扱うべきであり、それらがすべて、あなたのものの見方に貢献する点において等しい価値をもつことを認識するように試みる」。



8. As usual, the applications should include the name of the subject your eyes happen to light on, and you should rest your eyes on it while saying:

        Above all else I want to see this ______ differently.
  • as usual : 「いつもの通り、いつものように、例によって」
  • application [æ̀pləkéiʃən] : 「適用、応用、活用、利用、充当」
  • include [inklúːd] : 「含める、含有する、包含する」 
  • happen [hǽpən] : 「たまたま〜する、偶然〜する」
  • light [láit] : 「出くわす、偶然出会う」
  • rest [rést] : 「〜を休ませる、〜を置く」
  • while [hwáil] : 「〜の間ずっと、〜する間に、その間に」
❖ "As usual ~ "「いつもの様に、適用に際しては、あなたの目がたまたま止まった対象の名前を今日のものの見方(の文章)に含ませ、次のように述べる間、あなたの目をその対象に止め置くべきである」。"Above all else ~ "「何にもまして、私は、この〜を違った見方で見たいと思う」。



Each application should be made quite slowly, and as thoughtfully as possible. There is no hurry.
  • slowly [slóuli] : 「ゆっくり、のろのろと」
  • thoughtfully [θɔ́ːtfəli] : 「考え深く、思慮深く」
  • as A as possible : 「できるだけAの」
  • hurry [hʌ́ri] : 「急ぐ必要、急ぎたいこと」
❖ "Each application ~ "「今日のものの見方は、極めてゆっくり、出来る限り心を尽くして適用すべきである」。"There is ~ "「急ぐ必要はまったくない」。
 
 
 




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