●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
●  Workbook精読http://acimworkshop-workbook.blogspot.jp です。
●  Urtext精読をAmazonからKindle本として上梓しました。



Lesson 241





This holy instant is salvation come.

  • instant [ínstənt] : 「瞬間、一瞬」
  • salvation [sælvéiʃən] : 「救出、救済、救い」
❖ "This holy ~ "「この神聖な一瞬は、救いの到来の時である」。実相に目覚めて救われる時、その時こそ何よりも神聖な瞬間だ。



1. What joy there is today! It is a time of special celebration. For today holds out the instant to the darkened world where its release is set. 

  • joy [dʒɔ́i] : 「喜び、歓喜」
  • celebration [sèləbréiʃən] : 「祝うこと、祝賀」
  • hold out : 「差し出す、提供する」
  • darkened [dάːrkənd] : 「暗い」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
❖ "What joy ~ "「今日は何と喜びに満ちた日であろう」。"It is a time ~ "「今日は特別な祝いの時だ」。"For today holds ~ "意訳する、「なぜなら、今日という日が暗闇の世界に解放の瞬間を差し出してくれるからだ」。今日は、苦と痛みの幻想世界から救われる日だ。悪夢から目覚める日である。喜ばないでいられようか。



The day has come when sorrows pass away and pain is gone. The glory of salvation dawns today upon a world set free. 

  • sorrow [sάrou] : 「悲しみ、悲哀」
  • pass away : 「過ぎ去る、死ぬ」
  • pain [péin] : 「痛み、苦痛」
  • glory [ɡlɔ́ːri] : 「栄光、荘厳、誇り」
  • dawn [dɔ́ːn] : 「明ける、見え出す」
  • be set free : 「自由の身となる、釈放される」
❖ "The day has ~ "「悲しみは過ぎ去り、痛みも去るその日がやって来た」。"The glory of ~ "「救いの栄光は、自由がもたらされた世界の上に今日見え始める」。実相世界の光が解放されたこの世界の上に降り注ぐ。



This is the time of hope for countless millions. They will be united now, as you forgive them all. For I will be forgiven by you today.

  • countless [káuntlis] : 「数え切れないほどの、無数の」
  • millions [míljənz] : 「大衆、民衆」
  • unite [junáit] : 「一体化する、結合する」
  • forgive [fərɡív] : 「許す、容赦する」
  • forgiven [fərɡívn] : 「forgiveの過去分詞」
❖ "This is the ~ "「数え切れないほどの人々にとって、今日は希望の時となる」。"They will ~ "「あなたが彼らのすべてを赦す時、今や人々は一つとなる」。あなたが同胞を自他一如と認識し、神の子の分裂を幻想と見抜いて赦す時、分裂は消滅して神の子の再統一が実現する。"For I will ~ "「なぜなら、今日、私はあなたによって赦されるだろうから」。自分が他者の幻想を赦すことと他者が自分の幻想を赦すことは実相的に等しい。



2. We have forgiven one another now, and so we come at last to You again. 

  • one another [ənʌ́ðər] : 「お互い」
  • at last : 「最後に、ついに、とうとう」
❖ "We have ~ "「今や私達はお互いに赦し合ったので、ついに私達は再びあなたの下(もと)へやって来ました」。互いの幻想を幻想として認めて赦したのだから、幻想は消滅し、私達は悪夢の世界から目覚めることが出来た。再び神の下(もと)へ回帰することが出来る。



Father, Your Son, who never left, returns to Heaven and his home. How glad are we to have our sanity restored to us, and to remember that we all are one.

  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「去る、退く」
  • return [ritə́ːrn] to : 「〜に帰る、〜戻る、〜帰還する」
  • sanity [sǽnəti] : 「正気、健全さ」
  • restore [ristɔ́ːr] : 「回復させる、修復する、復活させる」
❖ "Father, Your Son ~ "意訳する、「父なる神よ、神の子である私達はあなたの下(もと)を決して離れたことはありませんでしたし、天の王国という故郷へ回帰します」。神の子は神の下(もと)を離れたことなどなく、ただ深い眠りに陥っただけだった。神から分離したと思っていたのは幻想(夢)だった。眠りから目覚めた神の子は、再び神へと回帰することが出来る。"How glad are ~ "「私達が正気を取り戻させてもらい、みんな一体なのだと思い出すことが出来るのは、何と嬉しいことでしょう」。




Lesson 242




This day is God's. It is my gift to Him.

❖ "This day is ~ "「今日は神の日だ」。"It is my ~ "「それは、私からの、神への贈り物である」。今日は神へ回帰するための一日となる。



1. I will not lead my life alone today. I do not understand the world, and so to try to lead my life alone must be but foolishness. 

  • lead [líːd] a life : 「生活を送る、暮らす」
  • alone [əlóun] : 「独りで、孤立して、単独で」
  • foolishness [fúːliʃnis] : 「愚かさ」
❖ "I will not ~ "「今日、私は一人で暮らすのではない」。"I do not ~ "「私は世界を理解していないので、一人で生きて行こうとするのは愚かなことに違いない」。幻想世界についても実相世界についても、自分の認識はまだまだ深くない。叡智やヴィジョンがまだ復活していないからだ。だから、単独で神への回帰の旅を決行するのは愚かなことかも知れない。



But there is One Who knows all that is best for me. And He is glad to make no choices for me but the ones that lead to God. 

  • be best for : 「〜に最適である」
  • choice [tʃɔ́is] : 「選ぶこと、選択」
  • make choice : 「選択する」
❖ "But there is ~ "「しかし、私にとって一番いいことをすべて知っているホーリー・スピリット(キリスト)がいる」。自分を確かな方向へ導いてくれるホーリー・スピリット(キリスト)が自分の心の中に住まっている。"And He is ~ "「そしてホーリー・スピリット(キリスト)は、神へ回帰するための最善の方法を私に代わって喜んで選んでくれる」。



I give this day to Him, for I would not delay my coming home, and it is He Who knows the way to God.

  • delay [diléi] : 「遅れる、〜を遅らせる」
❖ "I give this ~ "「私はこの日をホーリー・スピリット(キリスト)に与えよう」。今日、自分はホーリー・スピリットの声に耳を澄まし、その導きに従うつもりだ。"for I would ~ "「なぜなら、故郷への帰還を遅らせたくないし、神へ回帰する道を知っているのはホーリー・スピリットだけだからだ」。神へ回帰する最善の方法を知っているのはホーリー・スピリットである。なぜなら、ホーリー・スピリットはその方法を神の子に伝えるために、神から遣わされた存在だからだ。



2. And so we give today to You. We come with wholly open minds. We do not ask for anything that we may think we want. 

  • wholly [hóulli] : 「完全に、全く」
  • open mind : 「偏見のない心、広い心」
  • with an open mind : 「虚心に」
  • ask for : 「〜を求める、〜を要求する」
❖ "And so we ~ "「そこで、私達は今日という日をあなたに捧げます」。"We come with ~ "「私達は完全に心を開いてやって来ました」。"We do not ~ "「私達は、欲しいと思うようなものを何も求めたりしません」。エゴがかき立てる数々の欲に負けることはない。



Give us what You would have received by us. You know all our desires and our wants. 

  • receive [risíːv] : 「受け取る」
  • desire [dizáiər] : 「熱望、切望」
❖ "Give us what ~ "「私達に受け取って欲しいとあなたが思うものを与えて下さい」。"You know all ~ "「私達の願いや望みのすべてを、あなたは知っています」。心の大半を支配するエゴの望みではなく、心の奥底に住まうホーリー・スピリットの願いに従う。ホーリー・スピリットの願いは神の望みである。



And You will give us everything we need in helping us to find the way to You.

  • find [fáind] : 「見つける、探し出す」
❖ "And You will ~ "「そしてあなたは、私達が神へ至る道を探し出すことを助けるために、私達が必要とするあらゆるものを与えてくれるでしょう」。




Lesson 243




Today I will judge nothing that occurs.

  • judge [dʒʌ́dʒ] : 「判断する、〜だと思う」
  • occur [əkə́ːr] : 「起こる、発生する、生じる」
❖ "Today I ~ "「今日は、何が起きようとも判断すまい」。肉体的な知覚に頼る頭脳的な判断を放棄する。叡智による直覚に目覚めるためだ。



1. I will be honest with myself today. I will not think that I already know what must remain beyond my present grasp. 

  • be honest with oneself : 「自分自身に正直である」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
  • remain [riméin] : 「とどまる、残る、残存する」
  • present [préznt] : 「現在の、今の」
  • grasp [ɡrǽsp] : 「把握、理解」
❖ "I will be ~ "「今日、私は自分に正直でいよう」。"I will not ~ "「私の今の把握を超越したままになるはずのものをすでに知っているとは思うまい」。肉体的な知覚によっては把握できない真実を、あたかも理性がすでに知っているような振りはすまい。実相的な真実は知覚的把握を超越している。



I will not think I understand the whole from bits of my perception, which are all that I can see. 

  • whole [hóul] : 「すべてを含んだ、欠けたものがない」
  • bits of : 「ちっぽけな〜」
  • perception [pərsépʃən] : 「知覚、認知、知見、見識」
❖ "I will not ~ "「私の知覚が知り得るちっぽけな部分は私が見ることの出来るすべてに過ぎないので、それをもって、すべてを理解しているなどとは思うまい」。



Today I recognize that this is so. And so I am relieved of judgments that I cannot make. 

  • recognize [rékəɡnàiz] : 「〜を認識する、受け入れる」
  • relieve [rilíːv] : 「取り除く、軽減する」
  • judgment [dʒʌ́dʒmənt] : 「判断、判断力」
❖ "Today I ~ "「今日、私はそうなのだと認める」。"And so I ~ "「そうすることで、私は出来もしない判断から解放される」。真実から遠い理性的な判断から解放される。叡智へ向かう第一歩だ。



Thus do I free myself and what I look upon, to be in peace as God created us.

  • thus [ðʌ́s] : 「従って、このようにして」
  • free [fríː] : 「〜を自由にする、解放する」
  • look upon : 「〜を見る」
  • create [kriéit] : 「創造する、創り出す」
❖ "Thus do I ~ "「こうして、私は自分自身からも私が目にしたものからも解放され、神が私達を創造したままの平和の内に生きることが出来る」。



2. Father, today I leave creation free to be itself. I honor all its parts, in which I am included. 

  • leave [líːv] : 「ある状態のままにしておく」
  • be free to do : 「自由に〜できる」
  • honor [άnər] : 「〜に敬意を払う、尊敬する」
  • include [inklúːd] : 「含める、包含する」 
❖ "Father, today ~ "「父なる神よ、今日こそ私は、(あなたが)創造したものをそれ自体のままに自由にしておきます」。神が創造した愛や慈しみや喜びや平和などの真実を、理性的な判断を下すことなく、あるがままに受け入れます。"I honor all ~ "「創造された一つ一つに敬意を表します」。"in which I ~ "「私もそれに含まれるのですから」。神は私を神の子として創造してくれたのですから。



We are one because each part contains Your memory, and truth must shine in all of us as one.

  • contain [kəntéin] : 「含む、包含する」
  • memory [méməri] : 「記憶、思い出、出来事」
  • shine [ʃáin] : 「輝く、光る」
❖ "We are one ~ "「あなたが創造した一つ一つにあなたの記憶が宿っており、私達のすべての内に真実が一つとして輝いているはずなので、私達は一つなのです」。神は実相的な愛を、創造という行為を通して真実の中に記憶した。神の思いが一つなら、創造された数々の真実も一つだ。




Lesson 244




I am in danger nowhere in the world.

  • danger [déindʒər] : 「危険、危機、危難」
  • in danger : 「危険にひんして」
❖ "I am in ~ "「この世界のどこにいても、私は危険な状態に陥ることはない」。恐ろしく見える現実も、夜見る夢と同様に、本当は単なる幻想だ。自分に危険は及ばない。



1. Your Son is safe wherever he may be, for You are there with him. 

  • wherever [hwεərévər] : 「どこで〜であろうとも」
❖ "Your Son is ~ "「あなたの子である神の子は、どこにいても安全です」。"for You are ~ "「なぜなら、あなたは神の子と共にそこにいるからです」。神の子の心の奥底に、神が遣わしたホーリー・スピリットが常にいてくれる。



He need but call upon Your Name, and he will recollect his safety and Your Love, for they are one. 

  • call upon : 「呼び掛ける、求める」
  • recollect [rèkəlékt] : 「思い出す、回想する」
  • safety [séifti] : 「安全、無事」
❖ "He need but ~ "「神の子はあなたの名前を呼ぶだけでいい」。"and he will ~ "「そうすれば、神の子は自分が安全であることやあなたの愛を思い出すことが出来ます」。"for they ~ "「なぜなら、あなたと神の子は一体だからです」。神は自らの愛の延長上に神の子を創造した。神と神の子は切り離せるものではない。そのことを思い出せば、自分が神と共に安全であることを確信できる。



How can he fear or doubt or fail to know he cannot suffer, be endangered, or experience unhappiness, when he belongs to You, beloved and loving, in the safety of Your Fatherly embrace?

  • doubt [dáut] : 「疑う、信じない」
  • fail [féil] : 「失敗する、しくじる」
  • suffer [sʌ́fər] : 「苦しむ、苦痛を感じる」
  • endangered [indéindʒərd] : 「危険にさらされた」
  • experience [ikspíəriəns] : 「〜を経験する、〜を体験する」
  • unhappiness [ʌnhǽpinis] : 「不運、不幸、惨めさ」
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する、〜の所有である」
  • beloved [bilʌ́vd] : 「最愛の、いとしい、愛される」
  • loving [lʌ́viŋ] : 「愛情がある、愛情あふれる」
  • fatherly [fάːðərli] : 「父親らしい」
  • embrace [imbréis] : 「抱擁、包囲」
❖ "How can he ~ "「あなたの下(もと)にいて、愛され愛し、父なるあなたに抱かれて安全だというのに、どうして、恐れたり疑ったり、傷つくことなど不可能なのだと知ることに失敗したり、不幸を体験したり出来るでしょうか」。



2. And there we are in truth. No storms can come into the hallowed haven of our home. 

  • storm [stɔ́ːrm] : 「嵐、暴風」
  • hallowed [hǽloud] : 「神聖化された、神聖な」
  • haven [héivən] : 「安息の地、安全な場所、避難所」
❖ "And there ~ "「そして私達は、真実の中にいる」。"No storms can ~ "「私達の故郷の神聖な安息の地には、どんな嵐もやって来ることは不可能だ」。天の王国である実相世界には、この世界の嵐のような不条理はない。



In God we are secure. For what can come to threaten God Himself, or make afraid what will forever be a part of Him?

  • secure [sikjúər] : 「不安のない、安全な」
  • threaten [θrétn] : 「〜を脅す、脅迫する」
  • afraid [əfréid] : 「恐れて、心配して、怖がって」
❖ "In God we ~ "「私達は神の内にあって安全だ」。神はすべてを包含する存在であって、いわば神は実相世界全体を包摂(ほうせつ)している。天の王国(実相世界)という故郷に回帰することは神の内に再び入り込むことだ。"For what can ~ "「いったい何が、神自身を脅迫するために、あるいは永遠に神の一部であるものに恐怖を抱かせるためにやって来れるだろうか」。






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