●  "A Course in Miracles (ACIM)""Text" (1975年版) の英語原文を、単に翻訳するだけでなく、精読、精解していくワークショップです。
●  Title に、たとえば T-26.IV.4:7 とありましたら、これは "Text" の Chapter 26、Section IV、Paragraph 4、Sentence 7 という場所を示しています。
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W-pII.279.1:1 ~ W-pII.280.2:3

Lesson 279



Creation's freedom promises my own.
  • creation [kriéiʃən] : 「創造、創作、創作物」
  • promise [prάmis] : 「〜を約束する」
❖ "Creation's ~ "「(神の)創造の自由が私の自由を約束している」。神が私を神の子として創造したとき、神は完全な自由を私に与えてくれた。自らを肉体の中に閉じ込めて不自由を強いたのは神ではなく神の子自身である。



1. The end of dreams is promised me, because God's Son is not abandoned by His Love. 
  • abandon [əbǽndən] : 「捨てる、見捨てる」
❖ "The end of ~ "「夢の終わりは、私に約束されている」。"because God's ~ "「なぜなら、神の子は神の愛に見捨てられてはいないからだ」。神の子は神から分離し、分離を象徴する幻想世界を偽創造して肉体の中に閉じこもっている夢を見ているが、そんな悪夢は必ず終わる。なぜなら、神は神の子を愛しており、神の子が悪夢から目覚めることを切に願っているからだ。決して神は、神の子の分離を神への裏切りだとは思っていない。



Only in dreams is there a time when he appears to be in prison, and awaits a future freedom, if it be at all. 
  • appear [əpíər] : 「〜のように見える」
  • prison [prízn] : 「監獄、監禁」
  • await [əwéit] : 「〜を待つ、待ち受ける」
  • future [fjúːtʃər] : 「未来の、今後の」
  • freedom [fríːdəm] : 「自由、解放」
  • at all : 「とにかく、仮にも、いやしくも」
❖ "Only in dreams ~ "「神の子が牢獄の中にいるように見える時間が存在するのは夢の中だけだ」。時間も幻想であり、肉体の中に閉じ込められているように感じるのは、そんな幻想の時間が存在しているかのように感じている時だけだ。夢の中の時間に支配されて、牢獄の中に閉じ込められているように錯覚しているだけだ。"and awaits ~ "「いやしくも未来があるならば、神の子は未来の自由を待っている」。実相的には時間が存在しないのだから、未来という概念も存在しないのだが、仮に未来という時間が存在するとすれば、神の子は未来における自由を待っているわけだ。しかし、本当は今、この瞬間、神の子は完全に自由であるはずだ。今、夢から目覚めればそれがわかる。



Yet in reality his dreams are gone, with truth established in their place. And now is freedom his already. 
  • reality [riǽləti] : 「現実、現実のこと」
  • in reality : 「実は、実際には、ところが」
  • gone [ɡɔ́ːn] : 「goの過去分詞形」
  • truth [trúːθ] : 「現実、事実、真実」
  • establish [istǽbliʃ] : 「確立する、成立させる」
  • in someone's place : 「の代わりに」
  • already [ɔːlrédi] : 「すでに、とっくに〜済み」
❖ "Yet in reality ~ "「しかし、実相的には神の子の夢は過ぎ去った」。"with truth ~ "「夢に代わって、真実が確立されているのだ」。幻想が去って、実相が浮かび上がってくる。"And now ~ "「そして今、すでに自由は神の子のものである」。夢から覚めれば、実は自分は神から継承した完璧な自由を持っていると知ることが出来る。



Should I wait in chains which have been severed for release, when God is offering me freedom now?
  • wait [wéit] : 「待つ」
  • chain [tʃéin] : 「鎖、チェーン」
  • sever [sévər] : 「断ち切る」
  • release [rilíːs] : 「救出、解放」
  • offer [ɔ́fər] : 「差し出す、捧げる」
❖ "Should I ~ "「今神が私に自由を差し出してくれているというのに、解放に向けて切断された鎖の中で待つべきなのだろうか」。そんなバカなことはない。バラバラにされた鎖などうち捨てて、神の自由を受け取ればいい。



2. I will accept Your promises today, and give my faith to them. My Father loves the Son Whom He created as His Own. Would You withhold the gifts You gave to me?
  • accept [æksépt] : 「認める、受け入れる」
  • promise [prάmis] : 「約束、契約」
  • faith [féiθ] : 「信頼、信用、信じること」
  • withhold [wiðhóuld] : 「差し控える、与えないでおく」
❖ "I will accept ~ "「私は今日、あなたの約束を受け入れたいと思います」。神は私の完璧な自由を約束してくれました。それを心から受け入れます。"and give ~ "「そして、その約束を信頼します」。"My Father ~ "「私の父なる神は、神自身として創造した神の子を愛しています」。神は完全な愛の延長線上に神の子を、神とそっくりに創造してくれました。"Would You ~ "「あなたが私に与えてくれた贈り物を、与えないでおこうなどあなたは思うでしょうか」。




Lesson 280



What limits can I lay upon God's Son?
  • limit [límit] : 「限度、制限」
  • lay [léi] : 「置く、横たえる」
❖ "What limits ~ "「神の子にどんな制限をかけることが出来るだろうか」。どんな制限も束縛もかけることは出来ない。そのように神が神の子を創造したからだ。



1. Whom God created limitless is free. I can invent imprisonment for him, but only in illusions, not in truth. 
  • limitless [límitlis] : 「制限のない、無限の」
  • invent [invént] : 「〜をでっち上げる、〜を発明する」
  • imprisonment [impríznmənt] : 「投獄、監禁、幽閉」
❖ "Whom God ~ "「神が制限されないようにと創造したものは自由である」。"I can invent ~ "「神の子用に牢獄をでっち上げ得るのは私であり、しかしそれは幻想の中においてのみであって、真実の中ではない」。神の子が神から分離したと思ったのは夢の中の出来事であって、幻想世界を牢獄に見立てて自らを閉じ込めたのは、やはり夢の中である。実相的には、神の子は完全に自由だ。



No Thought of God has left its Father's Mind. No Thought of God is limited at all. No Thought of God but is forever pure. 
  • thought [θɔ́ːt] : 「思い、考え、思考」
  • left [léft] : 「leaveの過去・過去分詞形」
  • leave [líːv] : 「〜から離れる」
  • limit [límit] : 「〜を限定する、〜を制限する」
  • forever [fərévər] : 「永遠に、永久に」
  • pure [pjúər] : 「純粋な、清らかな」
❖ "No Thought ~ "「神の思いは何一つ、父なる神の心から去ってはいない」。神の子が神を創造するときに抱いた思いも愛も、神の心から消え去ることはない。"No Thought ~ "「神の思いは何一つ、まったく制限されない」。"No Thought ~ "「神の思いはすべて、永遠に純粋である」。



Can I lay limits on the Son of God, whose Father willed that he be limitless, and like Himself in freedom and in love?
  • will [wíl] : 「〜を望む、意図する」
❖ "Can I lay ~ "「父なる神が、神の子は制限されず、自由においても愛においても神自身と似たようであってほしいと意志しているのに、どうして私は神の子に制限など加えることが出来るだろう」。神の愛を無制限に享受すればいい。そのように神は神の子を創造したのだから。



2. Today let me give honor to Your Son, for thus alone I find the way to You.
  • honor [άnər] : 「敬意、光栄」
  • give honor to : 「〜に敬意を表する」
  • thus [ðʌ́s] : 「それ故に、このようにして」
  • alone [əlóun] : 「独りで、単独で」
❖ "Today let me ~ "「今日、私はあなたの子に敬意を表したいと思います」。"for thus ~ "「なぜなら、そうすることでのみ、私はあなたへの道を見つけ出すことが出来るからです」。自分も、そして同胞達もみんな、神が愛の延長上に創造した神の子であることを私は受け入れます。そうすることでのみ、神の子は神への回帰の道を見出すことが出来るからです。



Father, I lay no limits on the Son You love and You created limitless. The honor that I give to him is Yours, and what is Yours belongs to me as well.
  • belong [bilɔ́ːŋ] to : 「〜に属する」
  • as well : 「同じに、その上」
❖ "Father, I lay ~ "「父なる神よ、あなたが愛し、無制限なものとして創造した神の子に対して、私は制限など一つとして加えません」。"The honor ~ "「神の子に対して払う敬意はあなたのものです」。神の子に払う敬意は、当然ながら、神の子を創造した神への敬意でもあります。"and what is ~ "「そして、あなたのものは、同時に、私のものでもあるのです」。神の子である同胞に敬意を払うことは、神の子を創造した神への敬意でもあり、回り回って神の子である私自身への敬意でもあります。神の子への愛は神への愛であり、同時に、私自身への愛であると言えるでしょう。






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